今回は最近、陸上界で取り入れられている「三点倒立」の紹介をしたいと思います!
三点倒立は文字通り、両手と頭の三点で倒立します。
私も初めは自分のバランスがとりやすい重心を探すのに苦労しましたが、マスターしたら楽しい練習になるでしょう。
陸上競技において体幹は非常に重要な役割を果たします。
走りの中での無駄な消耗や身体のブレは常に発生しています。
その障害を少しでも取り除こうとするのが、体幹であり、ボディバランスなのです。
そのバランス感覚というものは走りの中では、体得することは難しいでしょう。
だから、あえてバランスのとりずらい状況を作ってトレーニングします。
今回は、ボディバランスを鍛えるための三点倒立の応用編まで紹介したいと思います!
・体幹のブレが気になる。
・新しい体幹トレーニングに挑戦したい。
・腹筋を意識した練習がしたい。
今回の「三点倒立」には3つのメリットがあります。
1つ目は疲労回復です。
三点倒立には血行促進の効果があります。
そのため無駄な老廃物が流れて、血液内をキレイにしてくれます。
2つ目は上半身の強化です。
両手と頭で身体を支えているように見えますが、実際は腹筋で身体全体を支えています。
崩れそうになる体幹をキープすることで体幹を強化できます。
3つめは内臓を正しい位置にしてくれます。
人間の身体は常に重力を受けています。
だから、内臓は下のほうへと押し込まれて負担がかかってしまいます。
三点倒立で逆さにすることによって、内臓が正しい位置に戻り、負担を軽減してくれます。
今回は三点倒立が走りにどう影響するか解説していきます!!
三点倒立を走りにつなげるためには??
この課題をテーマに今回は解説していきたいと思います!!
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この記事の目次
三点倒立の効果とは
今回、私が紹介するトレーニングは「三点倒立」と「三点倒立開脚」と「三点倒立前後」と「三点倒立開脚ひねり」となります。
「三点倒立」では、両手と頭を使って、腹筋で倒立します。
「三点倒立開脚」では、三点倒立中に開脚します。
「三点倒立開前後」では、三点倒立中に前後に開脚します。
「三点倒立開脚ひねり」では、三点倒立中に開脚してツイストします。
まずは動画をご覧ください。
このトレーニングで課題テーマ解決のための3つのポイントを解説していきます!
重力で股関節を広げる
三点倒立をしたら股関節は、意識的に開くというより、重力を使って開きます。
三点倒立の状態を作るのが難しいのであれば、補助を付いてもらいましょう。
腹筋に意識を置いて、まずはキープすることから始めましょう。
なるべく大きな三角を作るとキープしやすくなります!
歩幅を最大限に
脚を前後で開いた時は可動域の限界まで開きましょう。
三点倒立の応用では体幹とストレッチまで行えるトレーニングになっています。
走りに近いイメージで丁寧に練習していきましょう。
ゆっくり大きく動かすことが大切です!
上半身は固定
上半身を固定することによって、身体の「ねじれ」を使って走るようになります。
走っているときは上半身は常にまっすぐです。
その中でストライドを伸ばそうと思うと、上半身と下半身の接合部位をねじる必要があります。
その意識付けを上半身を固定することによって行います。
かなり走りに近い練習です。大きくひねり出しましょう!
他の練習動画はコチラから
まとめ
今回は「三点倒立を走りにつなげるためには??」というテーマで解説してきました!
この記事での課題
・重力で股関節を広げる
・歩幅を最大限に
・上半身は固定
きーちゃん