陸上界で多くの選手に知られている「テーピング」
今回はそのテーピングについて解説していこうと思います!
私の中でテーピングの役割は二つあります。
1つ目はパフォーマンスの向上です。
2つ目はケガの予防です。
そのために足裏のアーチを確保する方法と足首を固定する方法を伝えていきます!
本当に簡単に行えるテーピングなので是非参考にして頂ければ嬉しいです。
その前にパフォーマンスの向上を裏付ける実験が必要ですね!
そうです!
私の大好きなトレーニングの立ち五段跳びです。
※好きな練習ではありますが、得意な練習ではございません。
最もシンプルにバネの大きさが測れる競技ではないでしょうか?
そして、その結果が、、、
毎回写真で目が閉じていることは気にしないでください。
なんと25cmも向上しました。
テーピングによって変わったことは、足首と土踏まずです。
この2つの部位の位置関係を少し修正してあげるだけで記録はビックリするくらい向上するのです。
陸上競技って不思議ですね!
足首を固定することによってバネの強化につながります。
そして、土踏まずの位置を高くすることで、母指球で地面を捉えやすくなります!
足裏や足首は地面と一番最初に触れ合う部位です。
言い換えれば、初めにパワーが伝わる場所なので、かなり重要な部位と言えるでしょう!
接地の順番を少し雑な図で説明します。
フラットで接地したときの重さが加わる部位の流れです。
踵(カカト)から入って、一度外側に流れてから、母指球へと抜けていきます。
最終的に母指球で地面を蹴り込みます。
この流れをスムーズにするためにテーピングを施します!
アーチが低いと接地面積が広くなりすぎて、離地が遅くなります。
例えば、画びょうがボードに刺さるのは、針がボードに刺さる際に接地面積が極端に小さく、大きなパワーを出せるからです。
接地時間を短くするには、接地面積もある程度小さくする必要があるということです。
アーチを引き上げることによってパワーの流れを速くして、素早く母指球に抜けるようにしましょう!
この難題をテーピングは解決してくれるのです!
用意するものはこれだけです。
必ず、2セット用意してください。
テーピングは両方しないと身体のバランスが悪くなってしまいます。
私の足裏は実測27.5cmなのでこのセットを用意しました。
もう少し短くても良かったと感じています。
詳しいテーピングの仕方は動画での説明となりますが、ポイントがあります。
それは、なるべく引っ張って貼ることです。
緩いままだとアーチが引き上がらないです。
足首の固定もグラグラになってしまいます。
テーピングをするタイミングは重要な練習の前や試合前ですね!
テーピングの窮屈さが嫌な選手はレース直前でも大丈夫です。
その時だけ貼っても効果は期待できます。
動画のエンディングの最後にフルでテーピングを貼る動画もあるので是非ご覧ください!
いろんな角度から陸上に関する動画を出していこうと思います!
必ず、競技力向上や面白い笑える動画かこれから、陸上トレーニングスクールから配信されるので、楽しみにしていてください!
最近は撮影したり、動画を編集する時間が本当に幸せです!!
これも皆様のおかげです。本当に感謝してます!!
毎度毎度ですが、チャンネル登録本当にお願いします!!
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