「体幹」は陸上競技の短距離、長距離、マラソン、競歩、跳躍、投てき、混成の全ての種目で必要とされる要素の一つです。
ただ、多くの選手の間で、定義はあいまいであると思います。
「バランス」だったり、「インナーマッスル」だったり、「筋力」だったり、定義はたくさん存在します。
私はこのあいまいさが「目的のない体幹トレーニング」を生んでしまっているのではないかと危惧しています。
それでは、「体幹はなぜ鍛えるのか、そして、どのような影響を走りにもたらすのか?」ということを改めて整理していきたいと思います!
体幹の意味が分からない。
腹筋が割れない。
体幹がどんな影響を及ぼすか。
一言で「体幹」といっても目的は様々です。
その目的を記事ごとに分けて説明していきたいと思います!
まずは、簡単な考え方からお伝えします。
地面に落とすために2つのモノを用意します。
1つはスーパーボール。2つはスポンジ。
どちらが、地面からの反発を利用して高く跳べるでしょうか??
アンサーは「スーパーボール」です。
この議論で一番重要なことは、それがなぜ「スポンジ」ではないかということです。
スポンジには体幹という体積に対する密度がないからです!!
上半身と下半身の接合部分である腹筋や背筋に筋力が詰まっていないと「スポンジ」のような現象が発生します。
今回は、その腹筋を強化するための簡単なトレーニングを紹介します!
体幹の意味とは何か??
この課題をテーマに今回は解説していきたいと思います!!
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この記事の目次
体幹の鍛える理由とは
今回、私が紹介するトレーニングは「連続クランチ」と「カカトタッチ」となります。
「連続クランチ」では、主に腹筋の上部を鍛えるトレーニングです。
「カカトタッチ」では、主に腹斜筋をトレーニングです。
まずは動画をご覧ください。
このトレーニングで課題テーマ解決のための2つのポイントを解説していきます!
ヘソを見る
ヘソを見ることによって、腹筋の上部に刺激が入りやすくなります。
また、肩甲骨を浮かせたときに少しの間、静止することで負荷が大きくなります。
腹筋の上部はダイナミックな腕振りをするための大胸筋との接合部分なので、しっかり鍛えましょう!
腹筋は雑にやると全く効果が出ません!丁寧に刺激を入れていきましょう!
左右に大きく振る
左右に大きく振ることで腹斜筋に強い刺激が入ります。
できれば、踵(カカト)より奥にタッチできると理想的です。
腹斜筋は走りの中で横ブレを軽減して、無駄な消費を抑えてくれる筋肉なので、それをイメージしながら行いましょう!
常に肩甲骨を浮かせた状態で行いましょう!
他の練習動画はコチラから
まとめ
今回は「体幹の意味とは何か??」というテーマで解説してきました!
この記事での課題
・ヘソを見る
・左右に大きく振る
きーちゃん