今回はコントロールテストの一環として行われる立ち五段跳びについて解説してきます。
立ち五段跳びはスタンディングの状態から五歩でどれだけ遠くに進めるかを競う競技です。
ルールは単純ですが、奥が深く、たった五歩ですが競技力に大きな差が生まれます。
しかし、コツを掴むことによって少ないエネルギーで、遠くまで跳べるようになります。
陸上競技やスポーツ全般に共通していると思いますが、いかに燃費を良くするかが課題になると思います。
また立ち五段跳びは、一歩あたりの重心が移動した距離(ストライド)を伸ばすことによって、結果が左右されます。
つまり、純粋に力が一番入るパワーポジションを見つけて、それをストライドに変換する作業です。
この作業はスプリントとの相関関係が非常に高いといえるでしょう。
どうやって接地したら、大きな力を得られるかがポイントになります。
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この記事の目次
立ち五段跳びのコツ
一歩目の踏み込み
一歩目の踏み込みは遠くに跳び過ぎないようにしましょう。
理由は接地した脚に対して腰が落ちてしまうからです。
一歩目は上半身が上から覆いかぶさるくらいの場所で地面を捉えましょう。
空中動作
空中では脚が後ろに流れないようにしましょう。
走りでも同じことが言えます。
脚が後ろに流れると、脚の軌道が前でさばけなくなります。
バウンディングは走っている時よりも滞空時間が長いので、空中動作に余裕があります。
空中では脚を巻いて(90度にして)、しっかり回収できるようにしましょう。
まとめ
一歩目は上半身を大きく反って反動を付けます。
そして、両腕で力強くスイングして、アームの力で前に跳び込みます。
一歩目は非常に重要です。
自分が無理なく接地できるポジションで地面を捉えましょう。
上半身が後ろに残らないように意識します。
脚が後ろに流れると、前に進みにくくなります。
走りの中でも脚の回収は素早く行うことをイメージしましょう。
どれくらい成長したか
高校時代はシューズで12m前後くらいしか跳べなかったです。
立ち五段跳びの重要性にも気づいていなかったのが原因だと思います。
しかし、大学に入って最適な接地ポジションを見つけることができました。
接地した脚の上に腰が乗るポジションですね。
コツが掴めると、推進力によって前に押し出されるような感覚が身に付きます。
大学時代には14m後半まで記録を伸ばしました。
立ち五段跳びのコツは、「一歩目で欲張らない」と「空中で後ろ脚を巻く」です。
この二つを意識して取り組んでいきましょう!!
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