100mの瞬発力を鍛える変型ダッシュを紹介

瞬発力」というものはどのようなときに成長するのでしょうか?

多くのスポーツで叫ばれている瞬発力、私は「刹那的動作」が瞬発力やバネといったものを成長させてくれると思います。

筋肉の動作は脳からの信号で行われます。

その神経伝達が瞬発力であり、それに素早く対応することで強力なバネが生まれます。

陸上競技ではその瞬発力を鍛えるために、短い距離でのダッシュやフリーウエイトなど、

一瞬で最大出力に至れるようなトレーニング」をします。

そうすることによって、神経伝達が強制的に速くなり、大きな瞬発力が生まれます。

変型ダッシュという練習は基本中の基本です。

様々な変型を体験して、多くの部位の神経伝達を速めましょう!!

このようなことはないでしょうか?

・反応が遅い。

・瞬発力をつけたい。

・各部位の神経伝達を速くしたい。

変型ダッシュは一歩目から常に「スタートのイメージ」をすることが重要になります。

それは、どんな変型スタイルでも、結局はスタートの練習につなげるためです。

試合において、いつも完璧なスタートができるということはありません。

毎回のレースでどこかは微妙に違います。

その相違がレースに良い影響や悪い影響をもたらすのです。

変型ダッシュはそのような相違の中でも一定の水準を毎回超えられるスタートをするために、様々な体勢からスタートします。

もしスタートで失敗してもその場で体勢を立て直して加速していくようにするためです。

つまり、リスク回避のために多くの体勢を経験しておくことができるのが変型ダッシュというわけです!

今回は変型ダッシュの第3弾として紹介をしていきます!!

変型ダッシュで様々な体勢で対応するとは??

この課題をテーマに今回は解説していきたいと思います!!

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高井貴一(きーちゃん)

本記事を選んで頂きありがとうございます。
最後まで楽しく読めるように執筆しました。

一生懸命スポーツを頑張る小学生のために日本国内で研究されたタブレット型サプリ『12才までのカルシウム効果forジュニアアスリート』の開発者です。
足が速くなりたい小学生のためにYouTubeで速く走るための方法を配信したり、岐阜県で走り方のパーソナルトレーナーもしたりしています。

変型ダッシュでグングン加速するためには

今回、私が紹介するトレーニングは「変型ダッシュ長座」と「変型ダッシュスタビ」と「変型ダッシュ開脚」と「変型ダッシュ3回転ゴー」となります。

変型ダッシュ長座」では、手を使わずに股関節を柔らかく使ってスタートします。

 

変型ダッシュスタビ」では、前に倒れこむようにスタートします。

 

変型ダッシュ開脚」では、なるべく遠くの位置に接地して膝をまっすぐ出しましょう。

 

変型ダッシュ3回転ゴー」では、体幹を保ってその場で3回転するようにしましょう。

まずは動画をご覧ください。

このトレーニングで課題テーマ解決のための3つのポイントを解説していきます!

30秒後にスタート

スタートで倒れこむイメージをもっておきましょう。

30秒のスタビの後、スタートすることで体幹が閉まった状態でスタートできます。

また、コアの疲労もあるかとは思いますが、腕を大きく使ってグングン加速していきましょう!

ポイント

常に腹筋を意識して姿勢をまっすぐにしましょう。それがスタートの飛び出しの姿勢につながります!

開脚で膝を前に

開脚ストレッチをすることで前に倒れこみやすくなります。

ここで気を付けてほしいのが、そのまま膝が割れた状態で進まないことです。

スタートしてからは膝の位置はまっすぐにゴールに向いているようにしましょう。

ポイント

膝はまっすぐ、骨盤は大きく使いましょう!イメージは肋骨から脚がはえているというイメージで大きく動かしましょう!

ピッチで回る

脚を小刻みに動かすことで神経伝達を速めていきます。

また、その場で回れることでバランス感覚が身に付きます。

その場で回れなかった人は体幹軸がずれている可能性があり、余分なエネルギーを消費しています。

ポイント

とにかくピッチで高速回転を目指しましょう!

他の練習動画はコチラから

陸上トレーニングスクールYouTubeチャンネル

まとめ

今回は「変型ダッシュで様々な体勢で対応するとは??」というテーマで解説してきました!

この記事での課題

・30秒後にスタート

・開脚で膝を前に

・ピッチで回る

きーちゃん

変型ダッシュは多くの体勢を経験して、自分の最良のスタート角度や悪いイメージを体感できます。ただの瞬発系トレーニングではなく、スタート改善系の練習であることをイメージしておきましょう!!