なんと!今回は初の「ダイナマックス」の登場です!!
ダイナマックスというのはメディシンボールにクッションをかぶせたものになります。
そうすることによって、投げる動作でキャッチすることができたり、掴みやすくなり遠くへ投げたりできるようになりました!
また、トレーニング目的の特徴としては、ダイナマックスに体幹が振られないようにキープする体幹系の練習に加え、投げ飛ばす瞬発系の練習もできます。
ダイナマックスは陸上強豪校である東京高校を始め、多くの有名選手が取り入れているトレーニングとなりました。
私は学生時代にダイナマックスを利用して、主に瞬発系を鍛えていました!
走っているときに体幹がブレる。
投げる練習が苦手。
バランス感覚がほしい。
ダイナマックスを利用するポイントとして手投げにならないことです。
メディシンボールより大きなボールだからこそ、全身を使って投げやすくなっております。
重たいボールを扱うことによって、走りの中で常に行われている重心移動の感覚を身に付けていきましょう!
ダイナマックスは下半身を安定させ、爆発力を生むトレーニングです。
できるだけ、股関節周りを大きく使って、瞬発的に動作しましょう。
そうすることによって、筋群や腱の収縮が高速化して、更に瞬発力アップがきたいできます!!
今回はダイナマックスを使ったトレーニングの解説をしていきます!
効果的なダイナマックストレーニングとは??
この課題をテーマに今回は解説していきたいと思います!!
新常識!全国のスポーツキッズの頼もしい味方『12才までのカルシウム効果forジュニアアスリート』
この記事の目次
ダイナマックスで重心移動の感覚をつかむには
今回、私が紹介するトレーニングは「フロントダッシュ」と「バックダッシュ」と「サイドダッシュ」となります。
「フロントダッシュ」では、スタートのイメージで飛び出します。ダイナマックスという重心が前に飛んでいく感覚を持ってください。
「バックダッシュ」では、身体の正面の筋肉を瞬発的にストレッチさせて、裏の筋肉を瞬発的に縮めることを意識してください。
「サイドダッシュ」では、体幹が左右に振られないようにキープしたままダッシュにつなげます。
まずは動画をご覧ください。
このトレーニングで課題テーマ解決のための3つのポイントを解説していきます!
スタートの角度
ダイナマックスは投げる際にスタートの角度を意識することができます。
例えば、ダイナマックスを正面から投げたとして、一番遠くに飛んだフォームは、自分が走る理想のスタートの角度だということが分かります。
また、スタート同様で腰が曲がらないようにしましょう。
腰が曲がってしまうと、頭の先まで衝撃が伝わりにくくなります。
ダイナマックス=重心です。
最もパワーを発揮できるポジションを見つけていきましょう!
遠くまで投げられた時の動画を撮影して、スタートの角度を研究しよう!
背筋で投げる
背筋は走るうえで非常に重要な筋肉になります。
背筋が弱ると猫背になってしまうからです。
背筋が衰退することによって、肩や大胸筋、腹筋が内側に縮こまって、不自然な前傾姿勢になってしまいます。
それを防ぐためにも、腹筋と背筋のバランスが重要となってきます。
また、スタート時に腕を引き上げる肩甲骨と背筋も意識して投げるとトレーニングアップです!!
常に身体から近い位置でダイナマックスを扱いましょう!
ダイナマックスに振られない
横から投げるということもあって、ダイナマックスの重さと遠心力で振られやすくなります。
しかし、腹筋周りの筋肉をキープすることで横ブレすることなくまっすぐ投げることができます。
レースの後半で体幹がブレて、空中分解してしまう選手は非常に多いです。
この練習では、大きな遠心力を自分のスピードに変えられるような意識をもって取り組みましょう!
遠心力を推進力に変えるイメージを身に付けましょう!
他の練習動画はコチラから
まとめ
今回は「効果的なダイナマックストレーニングとは??」というテーマで解説してきました!
この記事での課題
・スタートの角度
・背筋で投げる
・ダイナマックスに振られない
きーちゃん