股関節周りの筋肉は大きな筋肉が集まってできています。
ランニングやスプリントにおいて、大きな筋肉を動かすことはマストです。
陸上競技は大きな筋肉をいかに高速に動かすかで勝敗が決まるスポーツです。
また、大きな筋肉はそれだけに莫大なエネルギーを使い、疲労しやすく、怪我もしやすいです。
そして、怪我というものは一度発症したら治りにくいものです。
怪我を防ぐためのトレーニングだったり、知識を付けておくことが非常に大切です。
特に短距離は怪我と隣り合わせの種目なので、股関節周りの筋肉を柔らかく使えるようにしていきたいですね。
可動域を広げることで、怪我の防止だけでなくストライドやピッチの向上も期待できます。
今回は腕立て伏せの状態でできる股関節周りの筋肉を鍛えるトレーニング方法を紹介します!
・ハムストリングスの怪我に悩まされている。
・股関節周りの筋肉を柔らかくしたい。
・試合のアップなどで使える種目が知りたい。
股関節は大きな筋肉に囲まれている部分です。
多くのスポーツではダイナミックな動きをするために、股関節や腰を最初に始動させます。
そうすることによって、パワーが大きな筋肉に伝わり、期待したフォームを実現できます。
海外の選手は大きなストライドでグングン走りますよね?
あれは股関節周りの筋肉が非常に発達しており、股関節の可動域が広いからです。
股関節は自分で意識して動かすことができます。
全ての動きは股関節から始まります。
だから、股関節が硬いと全体の動きが制限されてしまいます。
その制限を超えた部位からケガのリスクが高まっていきます。
股関節の可動域は常に広く保っておくことが重要でしょう!
今回は、股関節の可動域を大きく広げるためのトレーニング方法を解説していきます!!
陸上選手の股関節になるためには??
この課題をテーマに解説していこうと思います!
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この記事の目次
股関節を鍛えて、怪我のリスクを抑えるとは
今回、私が紹介するトレーニングは「股関節ハムスト」と「股関節開き」と「股関節スキップ」なります。
「股関節ハムスト」では、負荷なしでハムストリングスを強化します。
「股関節開き」では、股関節を引き上げる動作で強化します。
「股関節スキップ」では、股関節を沈む込ませてストレッチします。
まずは動画をご覧ください。
このトレーニングで課題テーマ解決のための3つのポイントを解説していきます!
天井を押し上げる
イメージはハムストリングで上に押し上げます。
この時に、しっかりハムストリングを収縮させることです。
大殿筋や中殿筋にも刺激を与えられることができます。
なるべく腰の位置を変えずに、体幹練習の要素も含んでいることに注意しましょう。
ハムストリングをお尻で動かす感覚を身に付けよう!
股関節を根元から動かす
大きな筋肉を動かすためには、根元を大きく動かすことです。
良くある勘違いが、脚を動かしてしまうことです。
陸上競技短距離では脚を動かすイメージを強くすると動き自体が小さくなってしまいます。
イメージすることは腰周りの股関節を大きく動かすことです。
決して、足先だけで股関節に刺激を与えないようにしましょう。
股関節は大きく動かしましょう!
お尻を落とす
脚を前に出した時に、腰を落とすことによって、股関節に対する負荷が大きくなります。
なるべく、深いところまで腰を落としていきましょう。
接地した瞬間に、弾みを付けて潜り込めるといいですね。
柔らかくて怪我をしにくい股関節を造るためには有効なトレーニングだと思います。
脚の入れ替えは空中で行うようにしましょう!
他の練習動画はコチラから
まとめ
今回は「陸上選手の股関節になるためには??」というテーマで解説してきました!
この記事での課題
・天井を押し上げる
・股関節を根元から動かす
・お尻を落とす
きーちゃん