足場の状態を不安定にすることで体幹を鍛えることができます。
例えば砂浜や坂道は平地と違った筋肉を使います。
レースでは鍛えられない筋肉に刺激を入れて、総合的に身体能力を高めていくことが陸上競技には必要です。
逆に言えば、走っているだけでは強くなれないスポーツということです。
体幹を鍛えることによって、走りの中での消耗を抑えることができるようになります。
無駄な筋肉のブレやコーナーで外に振られることが軽減できます。
なぜ体幹を鍛えなくてはならないのかということを理解してトレーニングするとより効果的です。
今回は走るための体幹トレーニングをトランポリンを使って紹介します!
・走りの中に無駄なエネルギーがあると感じる。
・体幹トレーニングを見直したい。
・ランニングの中で体幹を鍛えたい。
なかなか陸上競技のトレーニングでトランポリンを使う機会は少ないと思います。
私はユニークなオリジナル練習をすることが多いので、面白そうなアイテムはすぐに考えて試してみます。
スポーツにおいてのトレーニングは元来、自由です。
だから、コーチや先生が言った練習が全てではありません。
自分に足りない部分は何かと考えた時に、最適なトレーニングは自分で創るのです。
それが陸上競技の面白さではないでしょうか。
自分で創造したトレーニングが「これが練習になるのか分からない」と思う選手も多くいることでしょう。
しかし、全ての練習メニューの始まりは不確実な根拠からスタートしています。
大切なことは自分で考えるクセを付けることです。
それでは、スプリント体幹トレーニングを解説していきます!
走りの中で体幹を鍛えるためには??
この課題をテーマに今回は解説していきます!
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この記事の目次
トランポリンで体幹を鍛えるとは
今回、私が紹介するトレーニングは「トランポリンツイスト」と「トランポリン2step」と「トランポリン切り替え」となります。
「トランポリンツイスト」では、上半身と下半身のねじりを強化します。
「トランポリン2step」では、空中で脚を切り替えることを意識します。
「トランポリン切り替え」では、空中で脚を切り替えた後に体幹を一直線にキープします。
まずは動画をご覧ください。
このトレーニングで課題テーマ解決のための3つのポイントを解説します!
上半身と下半身は逆の動き
上半身と下半身をねじることによって、それぞれの可動域が広がります。
例えば、右腕を前に出した時に左脚が前に出るように、対角線上の動きがダイナミックになります。
ねじれが大きなランニングフォームを実現するのです。
空中と接地時に左右を入れ替えられるようにしましょう。
腰を基点に大きくねじりましょう!
脚を空中で入れ替える
不安定な足場で空中で脚を入れ替えることは通常ではあり得ません。
しかし、通常の練習だけをしても成長の幅が狭くなってしまいます。
慣れてきたら、高い位置で入れ替えのポイントを迎えられるようにしましょう。
腕振りも下半身に連動するようにリラックスを意識しましょう!
体幹を一直線にする
トランポリンに接地したときに、体幹を一直線にすることで、地面からの反発をイメージしやすくなります。
大切なことは接地時に膝が抜けてしまわないことです。
不安定な足場だからこそ、体幹のキーピング能力が試されます。
各関節を90度にすることを意識したら、腰が抜けることを防げます!
他の練習動画はコチラから
まとめ
今回は「走りの中で体幹を鍛えるためには??」というテーマで解説してきました!
この記事での課題
・上半身と下半身は逆の動き
・脚を空中で入れ替える
・体幹を一直線にする
きーちゃん