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陸上競技短距離の理想的な指導者になるために必要な評価要素とは

陸上競技やスポーツにおいて理想の指導者を考えたことはありますか?

それは選手にとってパートナーであり、信頼の象徴だと思います。

しかし、指導者との関係で競技力が伸びなかったり、人間関係で苦労している現状もあります。

それでは、指導者との関係をどの様に築いていけば、お互いに快い関係になれるでしょうか。

今回は、理想的なスポーツ指導者について議論していきたいと思います。

私からお伝えしたいことは「経験と知識は恩ではない」ということです。

どういうことがというと、指導に対してその対価を支払わなくてはならないという空気が蔓延していることにあります。

指導者は恩を売るためにコーチングしているのでしょうか?

もうこの時点で師弟関係にミスマッチが起きていますね。

指導者は選手に恩を押し付けるために、指導しているのではありません。その選手に陸上競技から学び取ってもらいたいと指導しているのです。

スポーツは自分のために行うものです。他人のために努力するものではないです。

結果的に自分の努力が他人に評価されて、それが感動として他人に還元されているだけです。

つまり、自分のために努力した結果が、自然に多くの人に感動を与えているのです

目的と手段が逆になっている選手が多いと思います。

指導者は1人の人間です。

陸上競技を学ぶにあたって、1人の人間の時間では知識量が余りにも少なすぎます。

つまり、指導者を信じることも大切ですが、決まった指導者以外からも情報を集めることをオススメします。

ある指導者の知識量が20だったとして、教えている選手の成長度量が10だったとします。

指導者の知識量でカバーできればいいですが、選手は30名も40名もいるチームだったら、知識量対象外の選手も必ず出てきます。

その時に、指導者の言っていることは本当に正しいのか?と疑問に思うことが増えてきます。

それは正しい疑問です。しかし、その指導者が解決策を持っている可能性は少ないでしょう。

なぜなら競技力が向上していないからです。

1人の指導者に依存することは楽な分、危険です。

自分の成長の幅を自分で決めてしまう危険性があります。

幅広い知識を習得するために、多くの意見を取り入れて実践して、トライアンドエラーを繰り返して強くなりましょう。

理想的なコーチ像は

・固定概念にとらわれない人

・常に勉強している人

・「できない」が分かる人

この上記をクリアしている指導者です。

自己主張は選手の自主性を奪ってしまいます。

過去の経験や知識の多くは現代の選手には当てはまりません。

そんなものを押し付けてくる指導者は、選手と友好的な関係は築けないでしょう。

また、このような指導スタイルは過去に結果を残してきた指導者ほど陥りやすいです。

自分のニーズを引き出すのではなく、選手のニーズを引き出せるようなコンサルタントの立場で指導できたらいいですね。

過去の観念はすぐに捨て去りましょう。

現代のスポーツ界に求められている指導者はできないを理解してできるようにする指導者です。

つまり、コーチングからヒアリングに移行してきています。

何ができないかを正確に聴きとって、そのための政策を一緒になって考えられる指導者が時代に求められています。

コーチは必要か不必要かの質問に答えていきます。

私のアンサーは「必要」です。

理由は非常に簡単です。

自分で判断できない悩み、あるいは判断に時間がかかる課題について、速攻でジャッジしてもらいましょう。

陸上競技やスポーツにとって最も大切な要素は「時間」です。

その時間という概念がネガティブによって消耗されてしまうのは、非常にもったいないです。

だから、時間を有効に利用するために指導者の意見が必要なのです。

その意見をもとにアクションしましょう。

つまり、悩んだり落ち込んだりする時間が不要だということです。

次にやりたい練習と与えられた練習についてです。

私は自分のやりたい練習を優先していたので、与えられた練習はサボ練してました。

その余った体力で個人の課題克服に向けた取り組みをしていました。

指導者から必ず練習メニューが与えられますが、何を目的としているかは自分で考えなければなりません。

そのミスマッチを埋めるためには、個人メニューも必要です。

できない」が分かる指導者の見分け方です。

それはあいまいで抽象的な質問をしたときに具体的な回答が返ってくるかという観点です。

数値をを使ったような具体的な回答を得られることができれば、できないが分かっていることが多いでしょう。

指導者の枠組みを飛び越えて、トレーナーについてです。

一番オススメをするトレーナーはアメリカでの教育を受けているトレーナーです。

日本のトレーニング理論は世界的にも遅れています。

だから、世界で経験のあるトレーナーに巡り合えたらいいですね。

そして、練習メニューやフィジカルについて真摯に相談に乗ってくれる指導者としての立場も持ち合わせたトレーナーがベストです。

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