【陸上短距離】10月11月移行期メニューの組み方について解説

陸上短距離の10月11月は移行期です。

シーズン中に溜まった疲労や走りの修正を行う期間になります。

移行期のメニューの組み方で強度の高い練習をこなしていけるようになるので、是非参考にしてほしいです!!

移行期は冬季練習12月1月2月の前の期間と位置付けられます。

そのため、移行期で何か劇的に競技力が上がることは、まずあり得ません。

冬季練習のクオリティを上げるために、移行期があるのだと言うことを念頭においてください。

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高井貴一(きーちゃん)

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最後まで楽しく読めるように執筆しました。

一生懸命スポーツを頑張る小学生のために日本国内で研究されたタブレット型サプリ『12才までのカルシウム効果forジュニアアスリート』の開発者です。
足が速くなりたい小学生のためにYouTubeで速く走るための方法を配信したり、岐阜県で走り方のパーソナルトレーナーもしたりしています。

移行期のメニューの組み方

月曜日

ミニハードルで動き造りを行います。

理由は冬季練習に理想的なフォームで入ってほしいからです。

冬季練習は走り込みやウエイトトレーニングが中心になります。

従って、フォームを修正している時間が短くなります。

そのために、移行期で正しいフォームむ身に付けてほしいと思っています。

乗り込みの動作、ギャロップ、バウンディングはマストですね!!

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火曜日

月曜日で動き造りをして、火曜日でそれを走りに繋げるという構成です。

月曜日にイメージした意識を100mの区間で表現します。

脚の上がり具合や足首の角度などにもこだわって走ってほしいです。

また合計が1000mになるように150mや200mでメニューを組むのも正しいでしょう。

自分の種目に合わせて変化させてください。

水曜日

移行期ではシーズンの疲労をしっかり抜くようにしましょう。

自分が思っている以上に身体は疲れています。

マッサージや治療へ行って、身体を休めてくださいね!!

木曜日

木曜日はバウンディングの日です。

量としては30m10本、50m7本、100m4本など距離は合計300~400mくらいにしましょう。

私がバウンディングを推す理由は接地ポジションを確認してほしいからです。

腰が乗った走りができている選手は少ないです。

接地した脚の上に腰が乗ることが理想ですが、そのタイミングが遅い人や速い人がいます。

推進力に対してバラつきが生じると、減速の原因になります。

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金曜日

陸上競技は疲労が最も大きなライバルだと思います。

自分の身体を追い込みすぎるとすぐに怪我をしてしまいます。

私はそれを経験してきました。

練習したい気持ちを抑えて、移行期を乗り越えていきましょう!

土曜日

動きの確認です。ペースはフリーです。

冬季練習で走るフォームを定着させていきましょう。

そのための動き造り、そのためのバウンディングです。

たくさんの種類の練習を行うことも大切ですが、ピンポイントで狙った練習もしていきましょう!!

日曜日

日曜日はオフです。

しっかり休んでしっかり遊んでください。

リフレッシュも大切な練習です!!

まとめ

シーズンはとても長い戦いです。

そのため蓄積された疲労が残っていることでしょう。

その疲労をしっかり取り除いて、冬季練習に挑みましょう!!

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