毎日ハードな練習を繰り返すとモチベーションは低下していきます。
身体が疲労に耐えられなくなったり、ライバルとの比較をしたりして、自分に自信が無くなるとこが原因の一つです。
陸上選手はモチベーションの低下によって、競技力にも影響します。
今回はモチベーションを保つために、どうすればいいかを解説していきます。
モチベーションの低下の原因は【日々の練習をマックスで行っていること】にあります。
実際に一生懸命、練習を行うことは大切なことです。
しかし、毎日全力で取り組むことで発生する弊害に気づくことが大切です。
練習で大切なことは「もう少しやっておけばよかった」を積み重ねることです。
毎日の練習で出し切ってしまうと、次の日の練習で、それを越えなければならないと思い込んでしまいます。
これは自分で勝手に大きな壁を作ってしまい、モチベーションの低下につながります。
毎日の練習で、課題を残して練習を終えることで、次の日のモチベーションになります。
毎日の練習で出し切ってしまうと、試合に疲労困憊の状態で出ることになります。
試合で結果を出さないといけないのに、練習で結果を出しているパターンが非常に多いと思います。
これは圧倒的ナンセンスです。
自分の知らないうちに身体に蓄積された疲労が、あなた自身の競技力を低下させています。
練習は身体を消耗させます。
強くなるために練習は必要ですが、結果を出すためには練習は必要ありません。
試合は特別なパワーを出す場所です。
そのために練習を特別にしてはいけません。
練習は7~8割で行うようにしましょう。
勿論、マックスで走ることもあると思います。
しかし、それを継続してはいけません。マックスは適度に行います。
よく「練習でできないことが、試合でできるわけないだろ!」という言葉をよく聞きます。
これは間違いです。
練習でできないことを試合でやるんです。
試合は特別なパワーが出ます。
それは練習では隠していた未知なるパワーです。
能ある鷹は爪を隠すってやつです。
試合当日にどうしたらタイムを出せるかということを、常に考えて練習に取り組みましょう。
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