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陸上選手の腕振りを肩甲骨を背骨に寄せるイメージで解説

今回は肩甲骨をゴリゴリ動かすトレーニングの紹介です。

陸上競技において肩甲骨の動きが重要視されるのは、走りの大きさに比例するからです。

腕振りの局面で、肩甲骨を大きく引く(肘を後ろに引く)と、自然に膝が前に大きく出ます。

肩甲骨は下半身との連動性が強い部位とされているのです。

人間の身体が前に進むために使う部位は身体の後ろ側の部位だということを覚えておきましょう。

イメージとしては、身体の前の筋肉で動く体勢を作って、身体の後ろの筋肉で推進力を加える感覚です。

今回はその推進力を大きなパワーにする肩甲骨のゴリゴリトレーニングの紹介です!

このようなことはないでしょうか?

・大きなフォームで走りたい。

・身体全体の可動域を大きくしたい。

・純粋に肩甲骨を柔らかくしたい。

肩甲骨を柔軟にすることで得られるメリットは多くあります。

例えば、下半身の可動域が広くなり、走りが大きくなります。

それに伴って、可動域を超える筋力を発揮したときの肉離れも回避することができます。

怪我も予防できるということです。

また、パワー出力を可動域を広げることによって大きくできるので、新陳代謝も向上させることができます。

これはよくダイエットに用いられる考え方ですね。

肩甲骨を柔らかくして、広背筋を鍛えてパワーを増幅させることが競技に求められることではないでしょうか?

今回は肩甲骨に負荷をかけながら、柔軟性を高めるトレーニングを解説します!

肩甲骨の柔軟性とパワーを強化するためには??

この課題をテーマに今回は解説していきたいと思います!!

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高井貴一(きーちゃん)

本記事を選んで頂きありがとうございます。
最後まで楽しく読めるように執筆しました。

YouTubeチャンネル『陸上トレーニングスクール』運営者です。LINE公式アカウントを使って 日本最大級の無料陸上競技オンラインコーチングをしています。東海エリアで小中高校生を中心に短距離走(100m~400m)専門のパーソナル指導をしています。

競技に必要な肩甲骨とは

今回、私が紹介するトレーニングは「椅子ディップス」と「椅子肩甲骨閉じ」と「チューブ肩甲骨開き」となります。

椅子ディップス」では、肩甲骨を引く可動域を大きくします。

 

椅子肩甲骨閉じ」では、椅子を使って、肩甲骨を閉じます。

 

「チューブ肩甲骨開き」では、チューブを使って、肩甲骨を開きます。

まずは動画をご覧ください。

このトレーニングで課題テーマ解決のための3つのポイントを解説していきます!

深く沈む

コチラのトレーニングはディップスというものを椅子を使って行います。

深く沈むことによって大きな刺激が肩甲骨に入ります。

ゆっくり沈んで、自分の可動域の限界の場所で押すようにして元の状態に戻りましょう。

慣れてきたら、カカトの位置を調整して負荷を大きくするようにしましょう!

ポイント

少し痛みを感じるところまで沈めるとベストです!また、広背筋もしっかり鍛えられているので一石二鳥です!

肩甲骨をくっつける

体勢は腕立て伏せと同じです。

やり方としては椅子の下に潜り込むように肩甲骨を閉じていきましょう。

そうすることによって、肘を後ろに引いた時の可動域が大きくなります。

肩甲骨を寄せるということは、ダイナミックな走りを作るうえで必要な動作です。

ポイント

できる限り、頭を奥に入れるようにすると負荷が大きくなります。

肩甲骨を開く

肩甲骨を開くことによって、引いた後に腕を前に出すパワーが大きくなります。

腕振りには「引く動作」と「前に出す動作」があります。

この二つのアプローチがあって走りができています。

肘が大きく前に出れば出るほど、対角線上の膝は大きく前に出てくるのです。

肩甲骨は連動性を高め、走りを大きくする部位だということを強く意識しましょう!

ポイント

チューブに肩甲骨が引っ張られる感覚を感じましょう!

他の練習動画はコチラから

陸上トレーニングスクールYouTubeチャンネル

まとめ

今回は「肩甲骨の柔軟性とパワーを強化するためには??」というテーマで解説してきました!

この記事での課題

・深く沈む

・肩甲骨をくっつける

・肩甲骨を開く

きーちゃん

肩甲骨は競技をする上で重要な部位だということは理解していただけたと思います。なぜそのトレーニングが競技に必要なのかを常に疑って日々の練習に打ち込みましょう!