「インナーマッスル」という言葉は陸上競技をしていたら、必ず聞いたことがあると思います。
本サイトでも腸腰筋を始め、腹筋群のインナーマッスルについて取り上げたこともあります。
しかし、このインナーマッスルが競技をするうえで、曖昧(あいまい)になっていると、意味のある練習ができない可能性があります。
それでは、インナーマッスルとはいったいなどのようなものなのでしょうか?
このインナーマッスルは「深層筋」とも呼ばれ、表面には表れない、筋肉の奥の方に位置する腹筋です。
役割としては、姿勢を正常な位置にしたり、関節の動きを調整したりします!
・繊細な動きができるようにしたい。
・身体を上手くコントロールしたい。
・インナーマッスルを鍛えたい。
インナーマッスルが機能するおかげで人間の非常に細かな動きを実現しています。
例えば、階段をのぼる動作でも、仮に人間が脚を挙げる筋肉と脚を降ろす筋肉しか存在しなかったらどうでしょうか?
前に進むことができなかったり、脚が着いたときに関節が曲がったりして、転倒してしまいます。
そのような細かな動きを支えているのがインナーマッスルということになります!
人間はロボットではないので、非常に多くの関節動作で多彩な動きを実現しています。
だからこそ、その多彩な動きをより速く、より効率的に動かすためのインナーマッスルが必用になるというわけです!
今回は陸上競技に必要な「インナーマッスル」のトレーニングを解説していきたいと思います!
インナーマッスルの強化とは??
この課題をテーマに今回は解説していきたいと思います!!
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この記事の目次
インナーマッスルでフォームを改善するためには
今回、私が紹介するトレーニングは「片足ジャンプ腸腰筋」と「ダイナマックス飛ばし」となります。
「片足ジャンプ腸腰筋」では、ダイナマックスの重さで腸腰筋に刺激を与えます。また、片足キープなので接地時のバランス感覚のトレーニングにもなります。
「ダイナマックス飛ばし」では、腹筋や脚力の瞬発力を最大限まで引き上げるトレーニングです。
まずは動画をご覧ください。
このトレーニングで課題テーマ解決のための3つのポイントを解説していきます!
ダイナマックスの位置
今回は腸腰筋というインナーマッスルを鍛えます。
そのためにダイナマックスで負荷をかける練習になります。
走りの中でも、地面からの反発で自然に上方向に作用するパワーを腕のスウィングや脚の蹴り上げで前方向に進むパワーに変換しています。
その反発で自然に挙がる脚のパワーを強化することがこのトレーニングの狙いです!
いくら地面から反発をもらえてもそれには限界があします。
走りという連続動作の中では「疲労」が出ることは避けては通れないでしょう。
だから、インナーマッスルを強化して、各スプリント動作の助力にしなければならないのです!
負荷が一番かかる位置を探そう!
スタートの角度を意識
ダイナマックスの投げ飛ばす動作や蹴り飛ばす動作はスタートの爆発力を上げるために行います。
よって、その飛ばす角度というものはスターティングブロックから飛び出す角度であることが望ましいです!
結局、自分で一番遠くに飛ばせる角度というのは「自分が一番パワーを発揮できる角度」となります。
雑にならないように、一番遠くにとばせる体勢を作ってから蹴り飛ばそう!
空中での角度
蹴り飛ばした時の空中での身体の角度も重要です。
できる限り、「くの字」になって、しっかりインナーマッスルを刺激してあげましょう!
重さに対応できるインナーマッスルをつくり、それを走りに対応させていくにはダイナミックな動きをすることが重要でしょう。
常に意識は「どう走りに還元できるか?」を考えて取り組みましょう!
他の練習動画はコチラから
まとめ
今回は「インナーマッスルの強化とは??」というテーマで解説してきました!
この記事での課題
・ダイナマックスの位置
・スタートの角度を意識
・空中での角度
きーちゃん