コールマンを意識した陸上短距離100mスタートダッシュのコツを解説 | 陸上トレーニングスクール  

コールマンを意識した陸上短距離100mスタートダッシュのコツを解説

アメリカの新星コールマンの走りを取り入れたスタートダッシュ解説をしていきます。

短距離走でのスタートは最重要課題とされています。

スタートのミスは100mの区間の中で取り返せない場合が多くあります。

つまり、100mの勝負はスタートで決まるといっても過言ではありません。

熾烈極まる日本陸上界でスタートダッシュのミスは致命的とも言えます。

今回は初心者から上級者まで詳しく理解できるように、スターティングブロックの置き方や位置の付き方も解説していこうと思います。

100mには「スタート区間+中間疾走区間+フィニッシュ区間」の3つがあります。

どの区間も大切ですが、全てはスタート区間から始まるということがポイントです。

つまり、スタート区間で加速できないと、他の区間に支障をきたすということです。

スタートはレース全体を左右します。

非常に繊細な面を持つ100mを攻略していきましょう。



それではスターティングブロックの置き方からです。

スターティングブロックの先とスタートラインの間を一足分空けて設置します。

このときにスターティングブロックの向きがゴールまで真っすぐになるようにしましょう。

これは私の場合のブロックの設置方法です。

28cmのスパイクで前足(左側)に置くブロックの位置を決めます。

母指球でブロックの面を踏める位置に置きます。前足の高さは後ろから2マス目にします。

基本的には前足は傾斜が緩くなり、後足は傾斜が急になります。

そして、後足(右側)は設置したプレートのマス目から数えて、後ろに5マスのところにブロックを設置します。

高さは後ろから3マス目にします。

これで完成となります。



そして、リラックスしながら位置につきます。

ポイントとしては、腰を高く上げてスタートすることです。

腰が高く上がると、スタート時に潜り込むように加速できるのでオススメです。

また、後ろ脚を軽く曲げてブロックの面にピタッと接地させておくことで、パワーをブロックの面に伝えやすくなります。

腰を上げた時に体重を支えるのは両肩です。

両掌から両肩までを2本の軸だと思って支えましょう。

この時に肩甲骨を内側に寄せておくと、楽に体勢をキープできるようになります。

そのときに少し前のめりになるように腰を高く上げます。

頭の重さを利用して、グングン加速するためです。

倒れ込みの角度が急になるほど身体への負荷は大きくなりますが、力強い加速が実現できます。

スタートの1歩目で大切なポイントは、膝がゴールに引っ張られるイメージを持つことです。

膝がゴールに対して真っすぐになっていないと、ジグザグ走って100m以上の距離になってしまいます。

最短でゴールするためには膝が先行して、ゴールまで駆け抜けることです。

1歩目で注意したいことは、極度のつま先接地です。

スパイクピンの形状上、つま先で接地すると、後ろに戻されるようなブレーキ接地になってしまいます。

それを防ぐためにも足首を締めて、固定した状態でバネを効かせて地面を捉えましょう。

スタートの局面では母指球で地面を捉えることだけを意識したいですね。



スタートして1歩2歩3歩、、、と加速していく中で、膝が外に割れてしまっていては距離ロスします。

100m走のはずが101m走や100m50cm走になったりしてしまいます。

きっちり100mでゴールするためには、常にまっすぐ走ることを意識しましょう。

そのためにセパレートライン上でスタート練習をすることも効果的です。

スタートのポイントは、「膝を崩す→重心が前に倒れる→頭の重みで勝手に進む」これだけです。

陸上競技は重心を移動させる競技です。

そのために加速区間が必要なのです。

加速区間では最小限のエネルギーで最大限のスピードを出す必要があります。

つまり、筋力だけではなく、身体を上手に使って少ない消費エネルギーで走る必要があります。

スタートで全てを使い果たすのではなく、100mで全てを使い果たすためのスタートなのです。




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