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【短距離練習】フロート走の意味と効果をバリエーションに分けて説明

メイン練習に入る前や一通りウォーミングアップをした後に陸上競技短距離ではフロート(流し)を行います。

このフロートで自分のフォームの確認やイメージと走りが合致しているか検証できます。

いつも何気なくやっているフロートに意識革命を起こす必要があります。

フロート(流し)とは100~120mくらいの距離をリラックスして2~3本くらい走ることです。

シューズでもスパイクでも、また何本かに分けて走っても大丈夫です。

メインスプリントの前に入れておくことで、ポイント練習で調子を上げることができます。

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高井貴一(きーちゃん)

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フロート(流し)の極意

メイン練習前の確認動作

フロートはあくまで確認として行います。

ライバルと競ったりペースを乱したりしてはいけません。

質の高い練習をするための準備だと考えてください。

距離感・スピード感の確認

フロートではチームやライバルと一緒に走ると思います。

その時に、自分のイメージに対するスピード感や仲間との距離感も確かめながら行いましょう。

メイン練習で優位に走り切るためです。

スパイクに慣れること

メイン練習に入る前にスパイクに慣れておきましょう。

いきなりスパイクで走ると、スピードとイメージの乖離が起きる可能性があります。

各種紹介

通常フロート

スタンディングスタートの構えをします。

前脚に体重を乗せて、腕の大きなスイングで蹴り出しましょう。

一般的な流しです。

スキップ

つま先ではなく、母指球で地面を押して前に進みましょう。

上半身をリラックスさせて、リズミカルに接地しましょう。

ジャンプ

一本の軸をイメージして中間疾走のイメージに繋げます。

接地した瞬間の衝撃が、頭の上から抜けていく感覚が重要です。

乗り込み

空中での両脚の切り替えを意識します。

脚を前でさばく感覚が身に付きます。

このイメージを取り入れることで、脚が後ろに流れていってしまうことを防止します。

サイドステップ

肩甲骨周りを大きく動かしてダイナミックな走りを実現します。

上半身と下半身は常に連動しています。

柔軟かつパワフルに身体を使いこなしましょう。

まとめ

フロート専用のスタートを各種紹介してきました。

自分がスピードに乗って走りやすい動作を取り入れてください。

走る前にいつもとは違う動作をすることで、筋肉に違った刺激を与えられるので、いろいろ試してみたいですね。

フロートはメイン練習のためにあります。

質の高いトレーニングを自分で創り上げていきましょう。

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