腿上げは陸上競技以外にも多くのスポーツシーンで取り入れられていると思います。
しかし、アップの一環やストレッチとして練習の一部になっているだけで、その意味を理解している選手は多くないでしょう。
今回は正しい腿上げについて解説していきます。
私の腿上げのイメージは、着いた脚の上に腰が乗り込むことです。
ランニング中でも腰が落ちないように、意識することが重要です。
走りの動作の前から、細かい部分を気を付けて練習できるといいですね。
そして、空中での切り替えです。
この動作ができないと、脚の軌道が後ろになってしまいます。
脚の軌道が後ろになると、脚が後ろに流れて、前に進むことができなくなります。
必ず接地は身体の真下で行って、空中で切り替えるようにしましょう!
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この記事の目次
足が速くなるもも上げ3つのコツ
動きのアクセント
空中のリラックスと接地のパワーにメリハリを付けましょう。
走りは常に力んでしまうと、後半に疲労が走りに出てしまいます。
接地している以外の瞬間は、極力リラックスしている、緩んでいる状態でいたいですね!
ヒャクゼロ(100・0)理論
論理的に考えると、脚が地面に着いている瞬間は筋肉の出力が「100」になります。
また脚が地面から離れている(離地状態)での筋肉の出力は「0」になります。
この考え方で無駄の少ない省エネ走法を実現できます!
理由としては地面に接地している瞬間だけ、パワーを発揮すればいいからです。
ずっと「100」で走っている選手には余裕がないです。
しかし、メリハリのある走りの選手は、トータルで「50」のパワーで走ることができます。
残りの「50」をラストスパートに使ったり、余裕を出したり、使い方は無限にあります。
3つのポイント
・接地で地面を押すアクセント
・空中で脚を切り替える(脚を前の軌道にするため)
・離地状態ではリラックス
この3つを守れば、もも上げの正しい理由が理解できると思います。
毎日の動作に革命を起こしましょう!!
まとめ
どんなトレーニングにも意味があります。
そして、どんな人にも目標があります。
その目標達成のためにどんな動きが自分に必要なのかを吟味して、行動することが大切です。
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