「変型ダッシュ」は全ての種目において、瞬発力を鍛えるトレーニングとして用いられています。
普段とは違った体勢でスタートすることによって、いつもは使わない筋肉に刺激が入ります。
それでは「いつも使っていない筋肉を呼び覚ます必要はあるのか?」という話になります。
その答えとしては、必要あります。
ピッチャーでもたくさんの変化球を持っていた方がバッターを打ち取りやすいように、走りもたくさんのパターンを持っておいた方が有利です。
例えば、走りの中で1つの筋肉で走っている選手と7つの筋肉を使って走る選手はどちらが疲れにくいでしょうか?
ここでの条件として、出力は同じでタイムも全く同じとします。
答えは、7つの筋肉を使う選手です。
それは1つの筋肉当たりのパワーが分散して、消費エネルギーが少なくなるからです。
変型ダッシュはそのような、新しい刺激を呼び起こすトレーニングです。
・疲れやすい。
・一歩目を速くしたい。
・ゲーム性のある練習をしたい。
変型ダッシュを練習に取り入れるメリットは、根本的な部分ではありますが、選手たちの闘争心を高めることにあると思います。
面白いルールとして、、、
1.1グループ5名のチームを4チーム作る。
2.変型ダッシュを行う。
3.1位と5位はそれぞれ昇格と降格をする。
4.1グループに速い選手が集まり、4グループに遅い選手が集まる。
5.闘争心が生まれる。
このようにトレーニングの中に、ゲーム性を盛り込むことによって、意欲的に練習に取り組む選手が増えていきます。
短ダッシュは瞬発力を鍛えるうえで重要なトレーニングです。
しっかり、腰を大きく動かして、神経伝達で走りましょう!!
今回は変型ダッシュのポイントを解説していきます!!
変型ダッシュで気を付けることとは??
この課題をテーマに今回は解説していきたいと思います!!
新常識!全国のスポーツキッズの頼もしい味方『12才までのカルシウム効果forジュニアアスリート』
この記事の目次
変型ダッシュの効果を得るためには
今回、私が紹介するトレーニングは「変型ダッシュうつ伏せ」と「変型ダッシュ正座」と「変型ダッシュもも上げ」と「変型ダッシュあぐら」となります。
「変型ダッシュうつ伏せ」では、いち早くうつ伏せの体勢から脚を引き上げましょう。
「変型ダッシュ正座」では、腸腰筋を使って跳び上がりましょう。
「変型ダッシュもも上げ」では、腰の位置より高くもも上げをしてからスタートです。
「変型ダッシュあぐら」では、上半身でバランスをとってスタートします。
まずは動画をご覧ください。
このトレーニングで課題テーマ解決のための3つのポイントを解説していきます!
宙に浮く
身体を引き上げる動作が入った正座では、上半身と腸腰筋の引き上げが必要になります。
また、着地したときにはスタートできる体勢を作っておくと良いでしょう。
一歩目を大きく踏み込むようにすると股関節が大きく使えるようになります。
小さな動きにならないようにしましょう!
しっかり地面を押す
変型ダッシュでは、素早い動きをすることに気を取られてしまい、ダイナミックな動きをおろそかにしてしまうケースがあります。
必ず、地面は強く押して、弾みのあるスタートをしなければなりません。
変型ダッシュの動作が終わったら、潜り込むようにして加速していきましょう!
母指球で押して進みましょう!
素早く空中で
もも上げは、腰より高い位置で空中で入れ替えて行う必要があります。
もも上げの趣旨としては、腸腰筋の強化と後半に脚が後ろに流れないように前で動かす意識付けです。
背筋を伸ばして、高速で行えるようにしましょう!
接地している時間を極力短くしましょう!
他の練習動画はコチラから
まとめ
今回は「変型ダッシュで気を付けることとは??」というテーマで解説してきました!
この記事での課題
・宙に浮く
・しっかり地面を押す
・素早く空中で
きーちゃん