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【走り方フォーム】ピッチの減少を防ぐトレーニング

短距離走においてピッチが落ちるのはなぜでしょうか??

ピッチが落ちることで、脚の回転数が落ちて、結果的に十分なパフォーマンスを出せないで終わってしまいます。

逆にピッチが維持できれば、あるいはピッチを高めればタイム短縮に貢献できます。

今回は短距離走(100m200m400m)においての走り方やフォームを改善して、ピッチが落ちる現象を防いでいきます。

レース後半にバテてピッチが落ちてしまう選手は最後まで読んでください。

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高井貴一(きーちゃん)

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ピッチとは

ピッチは才能で決まる?

ピッチは先天的な才能だと勘違いされているケースが非常に多いです。

実は才能ではなく、後天的に成長させることができます。

私自身、小学校中学校と野球をしており、脚が流れるフォームが定着してしまっていました。

しかし、フォームを矯正して動きを改善することで、ピッチが上がったのです。

つまり、ピッチは悪いフォームで走っているから遅いのです。

まずピッチはトレーニングすることで成長することを覚えておきましょう。

ピッチが落ちる原因

ピッチは横から見た脚の軌道で決まります。

勿論、脚の回収スピードも関係しますが、大きく関係するのは軌道です。

この軌道が身体より後ろで大きく回ってしまうと、前に出る脚が遅れてピッチが落ちます。

ピッチを速くするためには

カカトを最短距離で前に持ってくることができれば、ピッチは維持できます。

足が後ろに流れると、カカトが身体より遠くに流れてしまいます。

ピッチを向上させたいのであれば、カカトを最短距離で前に持ってくるようにしましょう。

脚の回収速度

またピッチは脚の回収速度(引き付けの速さ)にも関係しています。

このスピードは流れるカカトを素早くお尻に付けて回収するスピードを指します。

脚の軌道が最短距離で回る場合、必ず踵がお尻をタッチして前に出ていきます。

ピッチを向上させるドリル

テンポ良くカカトを引き付けてお尻に当てます。

接地したときのアクセントで脚を引き上げましょう。

軸脚は腰の真下で接地します。

腰が落ちていると、脚の軌道が流れやすくなります。

接地したときに足首を固めることでバネを鍛えます。

ポンポンと弾むように行いましょう。

まとめ

ピッチが落ちる根本的な原因は脚が後ろに流れることです。

足が後ろに流れなければ、ピッチが激減することはありません。

また、このピッチトレーニングを行えば、トップスピードも上がってきます。

また臀部とハムストリングスの刺激を入れて、神経系も素早く伝達するようにしておきます。

後はテンポとリズムが理解できれば大丈夫です。

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