パフォーマンスストレッチとは、練習や試合の前に実践することで、股関節の可動域を広げるストレッチです。
股関節の可動域が広がれば、ストライドが伸びで、自在に下半身を操作することができます。
そして、股関節の可動域が広い選手はレースでも強いです。
亀が走るのと馬が走るのでは、股関節の可動域もピッチも違います。
私はいつもドリル(特に股関節系)をするときに気を付けているポイントがあります。
それはミゾオチの部分から脚がはえていることを意識しています。
脚は腰からはえていると勘違いされがちですが、実はもっと高い位置から伸びているのです。
スーパーボールを高い位置から落とすのと、低い位置から落とすのでは反発力が違います。
脚の回転も同じです。
低い位置で、回している選手は地面からの反発をもらうことなく、自分の脚で走ってしまいます。
陸上競技短距離走100m200m400mは脚で走るのではなく、地面からの反発で走ります。
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この記事の目次
股関節ドリル3選
ワニ歩行
後ろの脚で地面を押して進みましょう。
多少、反動をつけて進まないと、脚が前に出こきません。
腹筋で脚を引き上げて進むことがコツです。
また前についている手を追い越すように、接地しましょう。
接地して余裕があれば、反動をつけてストレッチをしましょう。
この時に股関節を斜めに伸ばすようなイメージをもって行いましょう!
ランヂウォーク
重心を落とすことによって負荷を加えられます。
このランヂでは前足の膝を前後に動かして、ストレッチをかけるのもアリです!
下半身が複雑な動きをするので、上半身はしっかり軸を通します。
なるべく高い位置からランヂして、低い位置でキープしましょう!
動きにバリエーションを使いするために後ろの動作も行います。
日常的に逆の動作を行うことで、身体のバランスが整います。
ハードル歩行
ハードルをまたぐ動作です。
上げた足を横からではなく、後ろから回して、前に持ってくるようにしましょう。
その方が股関節を大きく回すことができます。
脇の下から足を出すイメージを持つと、股関節の可動域を大きく動かすことができます。
パフォーマンス向上や怪我予防のために入念に行いましょう!
まとめ
このパフォーマンスストレッチの他にも、日常的に高い位置から足を操作することを意識しましょう。
腰が落ちる選手は、上から乗り込んで走れていません。
ミゾオチを意識して取り組みましょう!
スプリント前の予備動作で、このパフォーマンスストレッチをやってみてください!!
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