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この記事の目次
陸上競技短距離メニュー【ウェーブ走】
ウェーブ走とは
ウェーブ走とはスピードレベルに緩急をつけて、トップスピードを上げたり、維持したりする短距離専門の練習メニューです。
100mや200mなどの距離の中で、アゲ区間と維持区間に分けて、スピードを操作します。
そうすることによって、レース本番でのギアチェンジするタイミングを明確化して、競り負けない走りができるようになります。
今回は200mを題材として行います。
200mの区間を50mで区切ります。
50mアゲ→50m維持→50mアゲ→50m維持というようにスピードレベルに変化を付けていきます。
200mや400mコーナーの走り方を学べる
ウェーブ走ではスピードレベルの変化が分かりやすいコーナー出口を再現できます。
例えば200mではコーナー出口でトップスピードを出せるように調整しながら、レースを進める必要があります。
このウェーブ走ではレースプランに合わせて、どこでスピードを上げるか?またはスピードを維持するか?が的確に表現できます。
コーナーの遠心力を推進力に変えていく瞬間を、自分でスピードを操作しながら感覚を掴みます。
自分でスピードレベルをコントロールするということが大切なのです。
足が流れる原因は
自分のスピードレベルをコントロール(維持)できないからです。
想像以上のパフォーマンスを出そうとすると、筋肉が緊張して、可動域が小さくなります。
そのため、ブレーキ接地となり、足が身体の後ろで空回りします。
ウェーブ走をやってみた
最初の50mアゲなのでしっかり加速していきます。
身体を前傾させて、後ろ足で地面を強く押して進みます。
多少、接地時間が長くなっても大丈夫なので、地面に大きな力を加えていきましょう。
前傾姿勢を作るときは腰から真っすぐ上半身を倒します。
この瞬間に猫背にならないように意識します。
次の50m区間はストライドを開放してスピードレベルを維持します。
この時にストライドを無理やり伸ばそうとするのではなく、挙げた脚の上に腰が乗り込むだけのイメージです。
上半身を斜めに倒してコーナリングします。
この時にコーナー出口での加速をイメージします。
200mではトップスピード区間ですので、スピードを落とさないようにします。
直線では接地時間を短くするように走ります。
中間疾走で接地時間が長くなると、地面をひっかいてしまい、足が後ろに流れる原因となります。
ラスト50mは地面の反発を感じながら、跳ねるようにしてゴールします。
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