【走るときに腰が落ちてしまう】改善するためのドリルを紹介します

ランニング中に腰の位置が落ちて、足が流れたり腰を痛めたりすることがあります。

腰が落ちるということは、腰の位置が低くなって後ろに引けている状態のことを指します。

これでは重心が後ろに引っ張られて、前に進むことができません。

つまり腰の位置を高くするということは、重心を前に出すということなのです。

今回は腰が落ちてしまう選手に向けて、それを改善するドリルを紹介していきます。

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高井貴一(きーちゃん)

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一生懸命スポーツを頑張る小学生のために日本国内で研究されたタブレット型サプリ『12才までのカルシウム効果forジュニアアスリート』の開発者です。
足が速くなりたい小学生のためにYouTubeで速く走るための方法を配信したり、岐阜県で走り方のパーソナルトレーナーもしたりしています。

ランニング中に腰が落ちるを改善

なぜ腰が落ちてしまうのか

腰が落ちる瞬間は、必ずと言っていいほど膝が曲がっています。

接地したときに膝が曲がると頭の位置や腰の位置が下がります。

これによって重心が下がり、スピードが落ちてしまうのです。

膝がつぶれることによって、膝を進展させる時間が発生します。

実はこの進展させている時間がロスタイムなのです。

膝がつぶれてそれを進展させる時間が足の回転を遅くする原因なのです。

どうしたらいいのか

足を振り出して前に持ってきてから、一直線に接地しましょう。

つまり接地した足に腰が乗るイメージです。

腰が乗ることで膝がつぶれることなく、スムーズに次の動作に移行できます。

アルミ缶を真上から潰す感覚で、フラットに接地します。

接地したときは鉄パイプのように軸がブレることなく反発を感じます。

一直線に弾む感覚を身に付けましょう。

膝の進展は反射的なスピードで

実際に膝を完全にまっすぐにした状態で接地することは難しいです。

だから膝が曲がったとしても、反射的に膝を進展させて、地面からの反発をもらえるようにしましょう。

ロスタイムを膝の進展反射速度でカバーするのです。

膝がつぶれることを防止するドリル

2ステップで行うドリルです。

まずは接地したときに足が後ろに流れないように、軸足の膝の位置と遊脚のくるぶしの位置を合わせます。

軸を意識させるために、地面を母指球でとらえます。

母指球で接地することで、軸の意識が作りやすいです。

膝が潰れないようにつま先を上に挙げます。

つま先が下がると膝が潰れて、ブレーキ接地になってしまいます。

切り替えて接地する寸前に腰を前に出しましょう。

このタイミングで腰が入ってないと腰が後ろに残ってしまいます。

2ステップで軸を入れ替える動作

できるだけ膝の進展を意識しましょう。

反射的なスピードで進展させることで、膝がグシャッと潰れることを防げます。

ポイント

 

無理に歩幅を広げようとすると腰が後ろに残ってしまうので、挙げた足に素直に乗り込むようにしましょう。

地面を母指球でとらえて、軸を反発させる意識です。

足の末端で操作するのではなく、近くで接地ポジションを意識して、軸が作れる範囲で練習しましょう。

ポンポンと弾む感覚ができれば良いです。

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