初心者でもできる！短距離走のピッチ回転数を引き上げる練習法

今すぐ購入する

100ｍという距離は実は非常に長いです。

短距離種目である200ｍと400ｍはもっと長いです。

その理由として、ゴールまでトップスピードを維持して走り切ることができないからです。

どんな一流の選手でもゴール手前ではスタートから中間疾走で加速したスピードを必死に維持してゴールしています。短距離はドラマがあって非常に長いです。

だからこそ、この種目に挑戦している選手は全員、大きなストライドで走りたいと考えていると思います。できるだけ歩数を少なくしてゴールすれば、スタートから遠い位置で減速区間を迎えられるからです。

私も陸上競技に取り組み始めたころは腰の位置がかなり低かったです。低すぎて「潜水艦」と言われてました。

でも、実は日本人の骨盤の構造として腰を縦にして走ることは難しいそうです。

だから、腰の高さによる課題はスプリンターとして正しいフォームを定着させない限り、改善することはできません。また、この状態でスパイクで走ると腰への負担が非常に大きいので今回のトレーニングで必ず改善してほしいと思っています。

この課題をテーマにして今回は解説していきたいと思います！！

期間限定LINE友だち追加特典『速く走るためのコツを解説したマル秘テクニック』プレゼント中！

---

パーソナルトレーニングを実施した選手から届いた多くの感想を見ることができます！

---

高井貴一（きーちゃん）

本記事を選んで頂きありがとうございます。
最後まで楽しく読めるように執筆しました。
一生懸命スポーツを頑張る小学生のために日本国内で研究されたタブレット型サプリ『12才までのカルシウム効果forジュニアアスリート』の開発者です。
足が速くなりたい小学生のためにYouTubeで速く走るためのコツや練習方法を配信したり、岐阜県で走り方のパーソナルトレーナーもしたりしています。

腰を高い位置でキープするには

今回、私が紹介するトレーニングは「2step乗り込み」と「脚伸ばしステップ」となります。

まずは動画をご覧ください。

このトレーニングで課題テーマ解決のための3つのポイントを解説していきます！

遠くに踏み込む

ストライド＝一歩あたりに重心が移動した距離

ストライドは一歩の長さだと間違って覚えてしまう選手が多いですは、それは間違いです。だから、遠くに接地するだけでは根本的な解決にはなりません。

必ず、地面から反発をもらえるパワーポジション（もっとも大きな反発をもらえる接地位置）でとらえる必要があります。

ベストは遠くに踏み込んで、そこにパワーポジションがあることです。

ただ、無理に伸ばす必要はないです。

自分が接地したときに一直線になれる位置を見つけましょう！

この写真でも分かるように意識自体は遠くに接地しますが、それは腰の真下で地面をとらえられる距離までとなります。

力強いスウィング

勢いのあるスウィングはひざを遠くに運んでくれます。また、前進するスピードが速ければ、それに伴って腰もついてきます。

接地時の逆足の強い振りが次の動作を大きくしてくれます。

「走りが小さい」という指摘を受ける選手は、是非遠くに踏み込むと同時に後ろ脚の素早いスウィング動作も意識してみてください。

股関節で挟み込む

挟み込みの動作は短距離走でトップスピードを上げる重要な要因にもなります。また、挟み込みのスピードを上げることによって骨盤が入り腰が落ちることも改善されます。

挟み込みが遅くて、脚の回収が遅れると、どうしても脚だけで距離を稼ごうとしてしまうので、腰が後ろに残ってしまいます。

まとめ

今回は「なぜ、腰が落ちてしまうのか？？」というテーマで解説してきました！