今回の企画はみんなが気になっているランニングシューズの選び方を解説していこうと思います。
私は競技者としては成績を残してきましたが、ランニングシューズの選び方については初心者です。
むしろ、自分の足のことすら知らなかったのです。
常識が覆る瞬間を体験しました。
その体験談を今回はご紹介しようと思います。
ランニングシューズの選び方は思ったより、複雑ですが、現在ではそれがかなり簡素化されています。
それはなぜかというと「FHA公認のシューフィッター」の存在があるからです。
また今回もニシオスポーツアスリートネオの長谷川さんに協力してもらいました。
足の知識が豊富なFHA公認のシューフィッターと一緒にランニングシューズを選ぶことは実はかなり珍しいことなんですよ。
まず日本の陸上界、つまりランニングシューズを販売している店舗にFHA公認のシューフィッターはほとんどいません。
それが日本の現状で、今のレベルでもあります。
だから、私みたいにイメージや先入観、憶測で誤ったシューズ選びをしていました。
読者の方はどうでしょうか?
ランニングシューズは大切なギアです。
自分に合ったシューズを履かないとケガをしたり、十分なスピードが出なかったりします。
正しいシューズ選びをサポートしてくれる店員さんがいる店舗は安心しますよね。
そして、今回初の足の実測値を計測してもらいました。
まず、ランニングシューズを買うときに、足を測るなんてしたとこなかったです。
適当に説明を聞いて買ってしまっていました。
実はそれが間違いだったんですね。
靴の知識より、足の知識が必要だったんですよ。
長谷川さんに測っていただいた実測値がコチラ
この記録をもとにチャートグラフで自分の最も走りやすいサイズのシューズを選びます。
そして、足の形に合ったシューズの形を決めます。
すごく専門的です。
今まで陸上競技をしてきましたが、このシューズ選びを見直せば、もっとタイムが出るのではないかと期待しています。
だから、若い選手には今からでも、正しい知識を付けてもらいたいです。私もですが。
実際は28.0cmが私が履くべきサイズでした。
しかし、現行で履いているシューズは27.5cmです。
足先が窮屈になって、地面からの反発を母指球で捉えにくくなっています。
それもシューズの構造上、正しいサイズのモノを履けば改善されます。
常識というものは一定の周期で見直されたり、改ざんされたりするものです。
その変化にいち早く気が付いて、常に最新の情報にアップデートしておきましょう。
陸上短距離選手の正しい紐の結び方。
それは「オーバーラップ」です。
紐を上から通す手法で、紐が緩みにくくなります。
短距離選手は自分の靴紐を見直してみてください。
アンダーラップになっているかもしれませんよ。
やはり正しいサイズ感と正しい結び方だと、ランニングシューズを履いた感触が全く違います。
母指球へのパワーの執着が違いますね。
地面をしっかり押すことができるようになります。
足、本来の力を増幅してくれるようなイメージがもてます。
コチラは更にホールド感をアップさせたい方への結び方です。
詳しくは動画でご覧ください。
私は最後の穴をこのようにして使うのだと知りませんでした。
ほとんどの選手は知らないのではないでしょうか?
足首がしっかり固定されて、反発をもらいやすくなると思います。
カカトが抜けたり、地面を強く蹴りたい選手にオススメの結び方です。
脚の感覚が全然違うので、是非試してみてください。
靴選びも練習です。
正しい知識を習得して、仲間にも靴選びをアドバイスできるようになりましょう。
自分に合ったランニングシューズを使用してください。
そうすることで、より高いレベルで競技することができるようになります。
ランニングシューズを選ぶときは「シューフィッターのいる店」が目印ですね!!
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