陸上競技400mは過酷な競技です。
そのためメンタルと気持ちの面が非常に大きな役割を担っています。
私が実際に、レースの中で考えていることを今回は紹介したいと思います。
400mの基本の話しです。
スタートしてからはコーナートップ(第1コーナーと第2コーナーの間)までしっかり前傾して、じっくり加速しましょう。
ヘッドアップが速いと、ラストの直線で急激な減速をします。
自転車でも漕ぎ出しの回転数が多ければ多いほど、何もしなくても進んでいきますよね。
イメージとしては頭を上げたらバックストレートに入っているようにしましょう。
視覚的な問題ですが、視野が300mから始まったら、心にもゆとりを持つことができます。
400mを走ろうとしてはいけません。
バックストレートでは他の選手と距離が開かないように、気持ちよくスタートでの加速を持続させましょう。
400mで最もスピードレベルが高い区間なので、遅れを取らないようにしたいですね!
私がギアチェンジして再加速するポイントは第3コーナー、第4コーナー、ラスト50mです。
ポイントはコーナーに入るときと出るときに右足を内側に一度だけ押して加速することです。
そうすると、坂道を転がるようなイメージで走れます。
400mで重要な区間の1つが200m300m区間です。
この区間で差が付くと、取り返すのが難しくなります。
だから、私は2度もギアチェンジして加速します。
400mで勝ち切るための大切なポイントです!
有効な練習は200m+200mや200m+100m+100mです。
インターバルは30秒から60秒です。
狙いは切り替えポイントの協調です。
400mのラスト100mで意識してほしいことは「軸とリズム」です。
1本の軸をリズムよく進めることができたら、400mの減速は抑えることができます。
リズムは腕振りでとるようにしましょう。
毎日の練習でリラックスできる腕振りのタイミングを模索してみてください。
私は肘で腕を振るように意識したら、リラックスした弾みのある腕振りができるようになりました。
400mの走り方を一通り紹介してきました。
結論は「何も考えてない方がタイムは出る」ということです。
考えている時点で、脳がリラックスできていません。
日々の練習に自信をもって試合に臨みましょう!
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