陸上競技短距離でハムストリングスを鍛えるために、バック走が取り入れられます。
バック走とは後ろを向きながら前に向かって走る練習方法です。
公式な種目ではありませんが、世界大会はあるみたいです。
バック走でハムストリングを鍛えるために行うことは簡単です。
それは後ろに大きく蹴り上げながら進むことです。
多くの選手はチョコチョコバック走をしていますが、それでは効果が少ないです。
遠くに蹴り出すことでストライドを生むことができます。
お尻で進むイメージですね。
通常の走りでも脚を回収して、腰の真下で接地します。
バック走では足を後ろに蹴り上げることで、ハムストリングスの収縮にアプローチします。
つまり、バック走を極めれば、脚の回収にも相関してきます。
ジャマイカの100m世界歴代2位ヨハンブレイク選手は、このハムストリングス収縮動作に負荷を付けて行ってます。
彼は何度もハムストリングスの肉離れに悩まされていました。
だから、ハムストリングスをしっかり鍛え上げて、ケガのないフィジカルを作り上げたのです。
それでは、効果的なバック走について説明していきます。
まずは、スタートから大きくカカトを後ろに蹴り上げます。
カカトを高い位置にもっていくようにしましょう。
接地時間は長くなって構いません。
その代わりしっかり地面を押して、上に弾むように走ります。
脚で押してお尻で進む感覚です。
上半身は大きく使いましょう。
通常の走りでは腕を引くときに進みますが、バック走では腕を前に出したときに進みます。
お尻主体で走りましょう。
イメージはゴールに吸い込まれていくように走ります。
視界については自分の走っている2本のラインの間を走るようにすれば、まっすぐ走ることができます。
後半はカカトの位置が下がらないように、蹴り上げの意識を保ちましょう。
結果は100m18.08でした。
日本記録は15秒82のようです。
いつか更新したいと思います。オフィシャルな試合にも出てみよう!
バック走はハムストリングスの収縮強化になります。
つまり脚の回収スピードに関係します。
押し上げを意識して行いましょう!
押し上げて進んだときに、腸腰筋のストレッチもされます。
インナーマッスルの可動域を広げられるトレーニングでもあるので是非、取り入れていきたいですね!
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