今回はスピードバウンディングを紹介します。
洛南高校陸上競技部でも取り入れられている練習です。
あの桐生祥秀選手も実践していた本格的なスプリントトレーニングです。
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この記事の目次
なぜスピードバウンディングが必要なのか?
400m後半でバテるのを防止する
400mは後半で乳酸が溜まって、脚の回転が遅くなります。
それは確かに仕方ないことですが、減速を抑えることはできます。
スピードバウンディングではピッチを上げながら、乗り込みを意識して、400mラストで走り切れるようにします。
400m後半でバテても、腰の真下で地面を捉えることでストライドは確保できます。
また、適正ストライドで接地することで、無駄な消費エネルギーも抑えられます。
スピードバウンディングでは乗り込み+スピードの多方面から、スプリント動作にアプローチできます。
洛南高校陸上競技部だった桐生祥秀選手も実践
スピードバウンディングは陸上競技の名門洛南高校でも取り入れられています。
接地時間を極限まで短くして、足首のバネとスイング動作の推進力で加速していきます。
スピードバウンディングのおすすめメニュー
スピードバウンディングをする際のおすすめメニューは非常にシンプルです。
スピードバウンディング30m+ダッシュ30mです。
つまり、接地時間短縮を意識してから、スプリントに繋げていきます。
400mの後半ではバテてしまって、接地時間が長くなりがちですが、スピードバウンディングでは地面を弾くように接地時間を短くします。
ポイントは接地したときの腰の位置です。
腰が接地した脚より前に行き過ぎたり、後ろの残り過ぎたりしないようにしましょう。
400mの後半を楽に走るためには、上から乗り込むことが重要です。
スピードバウンディングのポイント
バウンディング動作に入る前に助走をつけて入りましょう。
そうすることで、スムーズにスピード感を上げれます。
空中では膝関節を90度にすることを意識しましょう。
400mの後半ではどうしても脚が後ろに流れてしまいます。
そういった課題をバウンディングの空中動作で改善していきます。
スピードバウンディングで重要なことは動きを大きくするということです。
動きが小さくなってしまうと、400mのラストでも十分なストライドが確保できません。
ノビノビとしたリラックスも大切なのです。
スピードバウンディングをしていて、トップスピードに到達したら、そこからダッシュしましょう。
そのダッシュではしっかり地面に足首のバネで力を加えながら、接地時間も短く進んでいきます。
この動作ができるようになると、400mの後半でもスピードを維持したまま乗り込むことができます。
乗り込むことによって腰の位置が安定して、無駄なブレの無い走りが実現できます。
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