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【陸上100m試合レース直前】神経系のウォーミングアップでスムーズなスタートを解説

短距離走の試合レースでは、招集からスタートまでにおよそ30分程度の時間があります。

その時間を有効活用して、パフォーマンスを向上させたいと思いませんか??

今回は特に100mのスタートダッシュで必要になる神経系のウォーミングアップの紹介をします!!

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高井貴一(きーちゃん)

本記事を選んで頂きありがとうございます。
最後まで楽しく読めるように執筆しました。

YouTubeチャンネル『陸上トレーニングスクール』運営者です。

100mの一歩目を速くするためには

神経系の動きを速くする必要がある

スタートでは、脳や脊椎から出される電子信号を神経に流して、動作します。

だから、神経系の動作を行って、スタートダッシュを高速化する必要があります。

素早いドリルをすることで神経系に負荷が掛かり、スプリント能力の向上に繋がります。

今回お伝えするドリルは、自分のレース直前の組がレースをしているときに行ってください。

それくらいギリギリに行うドリルです。

短時間で身体に刺激を入れられるので、是非試してみてほしいです。

多くの選手は走る直前の組のスタート合図を聞いて跳び出しの練習をします。

確かにそれも大切ですが、その練習は前々の組から終了させておいてください。

スタート合図のタイミングはスターターごとに若干違うので気を付けたいですけどね!

スタート直前のウォーミングアップとは

まずは前後に脚を半足分くらい開きます。これでポジションを作ります。

この時に、前足に体重が掛かるようにしましょう。比率で言うと7:3くらいです。

そして骨盤を左右に挟み込みます。

これの高速連続動作です。

ポイントは腕振りをコンパクトにして、腕の回転で骨盤を切り替えていくイメージです。

意識してほしいポイント

脚は肋骨部分から伸びていると言われています。

それほど脚は長いのです。

つまり骨盤から動かさないと、脚を全て使って走ることができません。

極論、腕を振ったタイミングで肋骨が動くといいですね。

勿論、上半身がブレないようにしますが!

お腹の上の肋骨を高速でヌルヌル動かしましょう。

ピッチを速くするためには腕を速く振るしかありません。

脚は腕に連動して動くからです。

しっかり腕できざみながら骨盤を動かしていきましょう!

股関節周りの筋肉を使って走るためには

股関節周りの大殿筋や中殿筋、ハムストリングスに素早い刺激を入れることによって、レースでの神経伝達が速くなります。

この伝達スピードを速くすることによって、ピッチとストライドが伸びます。

大きく素早くコンパクトに腕振りを連動させて、腰のポイントを入れ替えていきましょう。

骨盤の高速化がスタートダッシュで重要なコツです。

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