短距離走の試合レースでは、招集からスタートまでにおよそ30分程度の時間があります。
その時間を有効活用して、パフォーマンスを向上させたいと思いませんか??
今回は特に100mのスタートダッシュで必要になる神経系のウォーミングアップの紹介をします!!
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この記事の目次
100mの一歩目を速くするためには
神経系の動きを速くする必要がある
スタートでは、脳や脊椎から出される電子信号を神経に流して、動作します。
だから、神経系の動作を行って、スタートダッシュを高速化する必要があります。
素早いドリルをすることで神経系に負荷が掛かり、スプリント能力の向上に繋がります。
今回お伝えするドリルは、自分のレース直前の組がレースをしているときに行ってください。
それくらいギリギリに行うドリルです。
短時間で身体に刺激を入れられるので、是非試してみてほしいです。
多くの選手は走る直前の組のスタート合図を聞いて跳び出しの練習をします。
確かにそれも大切ですが、その練習は前々の組から終了させておいてください。
スタート合図のタイミングはスターターごとに若干違うので気を付けたいですけどね!
スタート直前のウォーミングアップとは
まずは前後に脚を半足分くらい開きます。これでポジションを作ります。
この時に、前足に体重が掛かるようにしましょう。比率で言うと7:3くらいです。
そして骨盤を左右に挟み込みます。
これの高速連続動作です。
ポイントは腕振りをコンパクトにして、腕の回転で骨盤を切り替えていくイメージです。
意識してほしいポイント
脚は肋骨部分から伸びていると言われています。
それほど脚は長いのです。
つまり骨盤から動かさないと、脚を全て使って走ることができません。
極論、腕を振ったタイミングで肋骨が動くといいですね。
勿論、上半身がブレないようにしますが!
お腹の上の肋骨を高速でヌルヌル動かしましょう。
ピッチを速くするためには腕を速く振るしかありません。
脚は腕に連動して動くからです。
しっかり腕できざみながら骨盤を動かしていきましょう!
股関節周りの筋肉を使って走るためには
股関節周りの大殿筋や中殿筋、ハムストリングスに素早い刺激を入れることによって、レースでの神経伝達が速くなります。
この伝達スピードを速くすることによって、ピッチとストライドが伸びます。
大きく素早くコンパクトに腕振りを連動させて、腰のポイントを入れ替えていきましょう。
骨盤の高速化がスタートダッシュで重要なコツです。
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