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陸上100m後半で失速する選手がスピードを維持して走る方法を解説

最近、走りが硬いなー」とか「もっと楽に速く走る方法はないかなー」といった悩みをもっている方が多いのではないでしょうか??

多くの選手がこのポイントで悩みを抱えていると思います。

実は私もそうだったからです!!

このようなことはありませんか?

・どうしてもラスト10ⅿでライバルに追い越されてしまう。

・練習でもコーチに詰めが甘いといわれてしまう。

・レース後半で急に走りが緊張してしまう。

やはり、ライバルがレース後半で追い上げてきたら、走りのフォーム自体が緊張して、それがレースに顕著に出てしまうものです。

私もそのような経験は試合と練習を合わせたら数えきれないほど経験してきました。

なぜ、走りが硬くなってしまうのでしょうか??

この課題をテーマとして今回は解説していきたいと思います!!

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高井貴一(きーちゃん)

本記事を選んで頂きありがとうございます。
最後まで楽しく読めるように執筆しました。

YouTubeチャンネル『陸上トレーニングスクール』運営者です。

レース後半でも減速を抑えて走るためには

今回、私が紹介するトレーニングは「リラックスバウンディング」です。

リラックスバウンディング」はレースの中盤から後半にかけて、走りが硬くなることを防ぐためのトレーニングとなります。

このトレーニングを取り入れることによって、ゴール前での動きが大きく変わってきます。

まずは動画でご覧ください!!

このトレーニングで課題テーマ解決のために3つのポイントを解説していきます!

必ず上から乗りこむ

レース後半で走りが硬くなる要因の一つとして、脚自体が後ろに流れてしまうということがあります。この現象は短距離走をしていれば誰もが通る道なので安心してください。

1.後半で脚が後ろに流れる。

2.トップスピードが維持できなくなる。

3.後半型の選手が追い上げてくる。

4.それが視界に入り、緊張して走りが硬くなる。

5.気づいたらレースが終わっている。

私はこのパターンを嫌というほど繰り返してきました。

イメージとしては「1.後半で脚が後ろに流れる。」がレース中に発生しなければ、その後、負の連鎖は未然に防げるという考え方です。

ここで大切なことが脚が流れる前に、正しく脚と腰と頭が接地した時に一直線になっていることです。

後半に走りが硬くなる選手の多くは一直線が作れずに、腰が落ちて、脚でストライドを稼ごうとして走りが硬くなってしまいます。

私も何度も経験してきたので、気持ちは痛いほどわかります。

ポイント

課題としては上から軸足に乗り込むことです。そうすることで、スパイクのピンのブレーキポイントが接地面に刺さることなく、トップスピードの維持につなげることができます。

切り替えの瞬間の逆足に注意しよう

接地して脚を切り替える瞬間、逆足はどこの位置にあるでしょう??

軸足よりも後ろ、もしくは同じくらいの位置にあると、すでに脚は後ろに流れてしまっています。

動きづくりやドリル動作の中で多くの選手がこの切り替えのタイミングに悩まされていると思います。

そこで、空中にいるときにゆとりのあるバウンディングをして、逆足を空中で切り替えるようにしましょう。素早い切り替えのイメージを付けられます。

ポイント

「トップスピードを上げたい!」「後半で競り勝ちたい」といった課題のある選手は是非、実践して素早い切り替えを身に着けてください。




空中での動き

短距離走では空中にいる時間の方が長くなります。

そのため、接地した時に瞬発力を消費して、空中にいるときにリラックスしているほうが、体力の消耗を抑えて走ることができます。

ガチガチの走りの選手は一生懸命に地面を蹴って走っていますが、前にはあまり進んでいませんよね?

接地した瞬間だけ体幹を固めて、空中ではリラックスする。この二つのオンオフの切り替えが重要です。

ポイント

足首を固定して、脚の裏全体で接地できるようになると、ベタベタした接地音から渇いた弾けるような音になるので楽しみにしていてください!

他の練習動画はコチラから

陸上トレーニングスクールYouTubeチャンネル

まとめ

今回は「なぜ、走りが硬くなってしまうのでしょうか??」というテーマで解説していきました!

この記事での課題

上から乗りこむ

切り替えの瞬間の逆足に注意しよう

空中での動き

きーちゃん

素早い切り替えを身につけて、トップスピードを維持して走り切れるように練習していきましょう!