「走るときに筋肉が緊張して硬くなってしまう」っといった課題は誰もが一度は経験していると思います。
ライバルを意識してフォームに力みが出てしまう。
ゴール前で疲労がピークになり硬くなってしまう。
これらの現象は、実はよくある話です。
この課題を解決するためには、難しいドリルや高負荷のウエイトトレーニングで解決できるものではありません。
走る前の準備段階で解決することができるのです!
どれだけ走る前に、リラックスできるかが本番に余裕をもって挑めるかに関係してきます。
走る前から身体が硬い。
股関節周りのリラックスをしたい。
常に自分の走りでゴールしたい。
陸上競技はコンタクト競技ではないので誰かに妨害をされたりすることはありません(オープンレーンやロードを除く)。
だから、ライバルを見て焦る必要はないです。
正直、ここから抜き返したらカッコイイと自分でイメージするくらいの余裕がレースには必要です。
どのスポーツにも共通していますが、やはり余裕のある選手は強いです。
自分がやってきた過去の練習とそれに対する満足感や競技に対する理解度が余裕や自信をもたらしているのでしょう。
精神論で申し訳ありませんが、これは紛れもない事実です。
成功には必ず裏付けがあります。
しかし、そういわれても、いきなりリラックスした走りを手に入れるのは難しいものです。
今回は、走る前に少しでもリラックスした状態でレースに挑めるようにできる簡単な方法を解説していきます!
走る前のリラックスとは??
この課題をテーマに今回は解説していきたいと思います!!
新常識!全国のスポーツキッズの頼もしい味方『12才までのカルシウム効果forジュニアアスリート』
この記事の目次
走る前にリラックスするためにはどうしたら良いのか
今回、私が紹介するトレーニングは「開脚ステップ」と「2step股関節」となります。
「開脚ステップ」では、ジャンプ動作は空中で関節から力みを抜くことができるので有効です。
「2step股関節」では、ステップの中で股関節を大きく動かし、腰回りの緊張を解きましょう。
まずは動画をご覧ください。
このトレーニングで課題テーマ解決のための3つのポイントを解説していきます!
肩のパワーオフ
連続でジャンプすることによって、空中で固まった関節をほぐしてくれます。
この動作では空中にいるときに脱力をします!
特に肩回りの筋肉は走りの中で大きな役割を担う部分なので、しっかりリラックスさせましょう。
また、身体を開くことでパワーが分散するので、脱力効果がアップします!
走る前は、できるだけ関節の力みを取り除いてあげましょう。
走る前のリラックスがスプリントに余裕をもたせてくれます!
軸はまっすぐ
リラックス状態でも軸はまっすぐに保ちます。
関節を緩めるのは空中にいるときだけです。
接地した瞬間は、走りと同じように関節を固めて反発をもらいます。
リラックスは空中と地面の緩急の差を大きくすることで生まれてくるのです。
手足の動作は走っているときと同じです!
股関節を大きく
大きな動きをすることによって、緊張して小さく固まっていた筋肉をやわらかくする役割があります。
緊張すると筋肉が硬くなり、どうしても動作が小さくなってしまいます。
そこで、筋肉を緩める意味で大きな動作をしましょう。
制限された可動域を解放してあげるイメージで取り組めたらベストです!
100m.200m.400m.ハードルなどの短距離種目のゴール前で硬くなることを防止できます。
上半身を正面で固定することで、股関節だけを重点的に動かすことができます!
他の練習動画はコチラから
まとめ
今回は「走る前のリラックスとは??」というテーマで解説してきました!
この記事での課題
・肩のパワー
・軸はまっすぐ
・股関節を大きく
きーちゃん