4×400mリレーを別名【マイル】と呼びます。
1マイル=1609.34mなので、マイルと呼びます。
マイルとは単位のことで、主に陸上の距離を計測したりするときに使用します。
今回は1人が400mを走るマイルリレーの第1走者の走り方とコツについて解説していきます。
1走は責任と役割を理解している選手が走る走順です。
また、セパレートレーンなので、リアルに順位やチームの差が分かってしまう走順でもあります。
そして、バトンが渡った順位で、レースの優位性も左右するので非常に重要なポジションになります!
大切なことは3つあります。
一つ、1位で戻ってくる
二つ、バトンパス
三つ、気持ちで負けない
この3つがマストで必要です。
レースのプランは状況次第で何とかなりますが、マインドセットの部分で、この3つは重要な働きをします。
1走は400mではありません。
バトンパスの位置にもよりますが、だいたい390~395mくらいです。
気持ち的に少しは楽になりますよね。
だから、恐れないでガンガン前半から攻めていきましょう!
バックストレートでは第2コーナーの遠心力を利用してリラックスしながら加速していきます。
バックストレートは400mでのトップスピード区間なので、ストライドを開放して、大きなスイングを心がけましょう。
マイルは超スピードレースです。
前半で差が生まれてしまえば、なかなか挽回できません。
だから、各コーナーでギアチェンジして、再加速するイメージで走っていきましょう。
第3コーナーでは右足で内側に押し込むように地面を捉えましょう。
遠心力を推進力に変換しながら走ります。
コーナーに振られる事なく走れるようになりますよ!!
コーナーでは上半身が浮き過ぎないように、肩で地面を押しながら走ります。
推進力が上方向に働くと減速します。
前に進むような推進力をイメージしましょう!
後半になれば、走りが硬くなります。
走りが硬くなると、関節が硬くなって、股関節の可動域が狭くなります。
そんな時こそ、軸とリズムで走ります。
後半は膝の位置が低くなります。
そうなると身体より後ろで脚が回り、脚が流れたような走りになってしまいます。
だから、膝を高く上げるイメージで走りましょう。
脚を上げるのではなく、膝の位置に注目して走ってください。
バトンはリレーゾーンの真ん中で渡るのが理想です。
お互いの距離感をしっかり見て、勢いよくスタートを切りましょう!
マイルリレーは陸上界で最も盛り上がる種目です。
活躍できるようにトレーニングを積み重ねましょう!
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