マイルリレーのアンカーの順位がチームの順位になります。
当たり前ですが、この事実が責任とプレッシャーをスプリンターに与えるのです。
しかし、アンカーはどの走順より、やりがいのある走順でしょう!
チームの期待を背負って、思う存分走り切ってください。
理想的なバトンパスはリレーゾーンの真ん中での受け渡しです。
マイルでは混戦が予想されるので、振り向いてしっかり貰い受けるのが定石です。
しかし、近年ではアンダーハンドパスでバトンパスしているチームもよく見かけますね!
第1コーナーでは抜かそうとしないようにします。
加速区間なので、じわじわスピードに乗ります。
もし、前のライバルが遅かったら外に膨らんで、先行するのも必要になります。
マイルでは最初の100mは加速区間だと思って、余裕を持ったレース展開をしましょう。
焦って仕掛けるのは禁物です!
相手の出方も考慮して自分のレースに持ち込みましょう。
そのために、序盤での加速が重要になるのです。
ギアチェンジは各コーナーで行いますが、特に強調したいポイントは250m地点です。
スタートから250mまで1つのセッションだと思ってください。
つまりラスト150mで仕掛けるということです!
200m地点では、250m地点のための再加速を行います。
ここでは少し膨らんで、前の選手を捉える準備を始めます。
スピードレベルをもう一段階上げて、グングン加速していきましょう!
ここで着いていけないと、ホームストレートでの勝負が難しくなります。
並走するくらいの気持ちで、加速します。
250m地点では外側のレーンに入って、並ぶようにして走りのが理想です。
コーナーに振られ過ぎないように、コンパクトに腕を振りましょう!
また、コーナーでは選手同士の接触が非常に多いです。
ぶつからないくらいの距離感を保って走りましょう。
バトンは絶対に落とさないように!
ラストはバトンの重みで必然的に腕振りが大きくなります。
それではピッチが落ちてしまうので、しっかりきざんで走るようにしましょう!
ラスト50mではゴールに吸い込まれるように走ります!
上半身を軽く前傾させるイメージで回転数重視で駆け抜けましょう。
精神論的な話しは好きではないですが、最後は気持ちです。
これは紛れもない事実です。
かつ気持ちが勝利を手繰り寄せます。
精神すら技術だと私は思っています。
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