400mの選手は足が遅いと思われがちです。
非常に心外ですね。
今回はトップスピードを上げるための練習メニューを紹介します。
最高速度を上げることによって、消費体力を抑えたり、優位にレースを進めることができるようになったりします。
ピッチが遅いとどうしても、トップスピードも遅くなってしまします。
ピッチとは簡単に言うと脚の回転数です。
自分の意識で速くすることも遅くすることでせきます。
ピッチが速い選手は脚を腰の真下でさばいて、加速に繋げます。
今回紹介する陸上競技短距離に特化した練習メニューは20m+20m+20mです。
非常にシンプルなメニューになります。
駆け抜けるスピードをコントロールしながらピッチ強化をしていきます。
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この記事の目次
20m+20m+20mの練習方法
1次加速
最初の20mは前傾で加速していきます。
頭の重みを利用して、身体を転がしていくようにスピン回転をイメージしながら走ります。
しっかり地面を押して、ゆっくり大きく加速していきましょう。
なるべく腰から上半身を倒れ込ませるようにしましょう。
腰の位置を高い位置から低い位置に潜り込むように初動で動かせられるとグッドです!!
2次加速
ピッチと前傾をキープしながら、スピード自体もキープします。
ポイントは前傾でしっかり上半身を上から被せた状態を保持することです。
腰が浮いてしまうと、パワーの方向が前ではなく、上に行ってしまうので、スピードロスに繋がります。
3次加速
上半身を起こして、再加速します。
徐々にストライドを開放して、ピッチとストライドの相乗効果を感じていきます。
前半で上半身のキープができていれば、減速しないで加速できます。
まとめ
スピード別で考えると【アゲ→維持→アゲ】です。
ポイントはスピードが落ちる区間を作らないことです。
常に加速していくイメージをレースに落とし込むために行う練習メニューです。
中間疾走で減速してしまう選手は、トップスピードを迎える区間がスタートから見て、近すぎます。
ゴール付近でトップスピードを迎えられるようにすれば、後半の失速を抑えて走ることができます。
冬季練習は高負荷な練習が続きますが、マッサージやストレッチをしながら、ケガのないように行っていきましょう。
是非、スピード練習として行ってください。
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