400mはラスト100mで乳酸が溜まって動かなくなります。
多くの選手が著しい減速を伴い、フィニッシュすることが当たり前になっています。
ただ、それは後半になるに連れて、地面から反発をもらえなくなったり、走りのリズムが変わったりすることによって起こる現象です。
今回は冬季練習や走る前にやってほしい後半バテなくなるドリルを紹介します。
是非ウォーミングアップにも取り入れてほしいオススメのメニューです。
地面からの反発とは、地面を押したときに返ってくるパワーのことです。
これは接地ポジションによりもらえる反力が変わってきます。
腰の真下で接地できていたら、大きな反力を推進力に変えて走れるでしょう。
走りのリズムとは、簡単に言えばタイミングです。
一定のリズムで刻むことができれば、余計な消費エネルギーを使わずに済みます。
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この記事の目次
400mを楽に走るための練習メニュー「手すりジャンプ」
「手すりジャンプ」とは
まずは腰の高さの位置の手すりを見つけてください。
極論、手すりでなくても大丈夫です。
両手を固定できる場所があれば、このトレーニングは可能です。
トレーニング方法
体勢と軸を整えてから、その場でジャンプします。
ポイントは腰から上(上半身)と腰から下(下半身)で分けたときに、両方とも直線を意識することです。
これは400mの後半で軸が潰れないようにすることを意識します。
400mで後半軸が潰れないようにするためには、足首を接地時に固定することです。
足首の角度を90度で意識しましょう。
これができるようになると、膝が潰れないようになります。
また、地面を押すという感覚が鮮明になるでしょう。
軸をまっすぐにする
接地したときは腰の真下で捉えます。これはスプリント動作でも同じです。
腰から下が地面と垂直になることをイメージします。
空中では腰から上が地面と水平になることを意識しましょう。
スプリントはバウンド動作
走るということは常に地面からの反発を推進力に変換する作業です。
つまり、反発が大きければ大きいほど、大きな推進力を生み出します。
軸が潰れる理由
ポイントは自分自身が1本の軸になるイメージで、スーパーボールのような反発を得ることです。
軸が潰れると反発が死んでしまうので、軸が弾みながら進んでいく感覚が身に付くことが理想です。
お尻を少しだけ後ろに引いて、腰を入れるように弾んでみましょう!!
接地したときに足首を固めることで、軸が潰れなくなります。
軸が潰れるということは、足首が固定できていないことです。
つま先を上に向くように走れば、強いバネで走れます。
まとめ
400mを楽に走るためには地面からの反発を無駄なく推進力に繋げることです。
是非、練習に取り入れてみてください。
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