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【400m疲れない走り方】対乳酸能力を高める練習メニュー

今回は多くの選手がやりたくないであろう対乳酸トレーニングです。

このトレーニングは継続して行うことによって、乳酸の発生を抑える効果があります。

400mや400mHでは乳酸の発生時間を超えた運動が必要になります。

ロングスプリントでは避けては通れない道です。

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高井貴一(きーちゃん)

本記事を選んで頂きありがとうございます。
最後まで楽しく読めるように執筆しました。

一生懸命スポーツを頑張る小学生のために日本国内で研究されたタブレット型サプリ『12才までのカルシウム効果forジュニアアスリート』の開発者です。
足が速くなりたい小学生のためにYouTubeで速く走るためのコツや練習方法を配信したり、岐阜県で走り方のパーソナルトレーナーもしたりしています。

対乳酸練習400m+50mとは

どんな練習なのか

400m+50mは400mをペースランして、50mをフルスプリントするトレーニングとなります。

インターバルはほとんどありません。ゴールしたらゴーです。

趣旨としては乳酸が発生する中で、リズムと軸を意識しながら、同じペースで走ることです。

そして、400mで大切な「切り替えの意識」を+50mで身に付けます。

ペース配分

基本的には100m20秒ペースです。

男子は18~20秒です。女子は20~22秒です。

このペース配分の中で、乳酸で崩れないようにフォームを意識して走りましょう。

400mのフィニッシュ時に、折り返すように50mフルスプリントしましょう。

そこで切り替えの意識を養います。

乳酸が発生するタイミング

ロングスプリントで連続動作を繰り返すと乳酸が発生します。

乳酸は筋肉運動の妨害をする防衛本能から発生しるモノです。

しかし、人間は運動能力にセーブを掛けていて、実際は30%ほどしか実力が出ないようになっています。

だから、乳酸の発生地時間を遅らせる対乳酸トレーニングが必要なのです。

ちなみに400mを疾走しているときに乳酸が発生するタイミングは42~44秒だと言われています。

練習のポイント

初速で付けたスピードを落とさないように、前半はジワジワ加速していきます。

ここでも100m区間タイムは意識しましょう。

400mはリズムが大切です。

この対乳酸トレーニングでは弾むようなリズムを感じましょう。

後半は乳酸が溜まって、足が上がらなくなります。

腕で引き上げるように、腕振りをしましょう。

また接地したときに膝が潰れないように、腰の真下で地面を捉えることも大切です。

400m走り終わったらフルスプリントでダッシュします。

しっかし潜り込むようにスタートして、加速に乗って駆け抜けましょう。

400mの後半ではピッチが落ちます。そのピッチが落ちないように、腕できざんで走ります。

後半で走りが硬くなったら、腕振りは関節だけ動かすようなイメージだとリラックスできます。

まとめ

400mは長いので、肩で地面を押して弾むようにして走りましょう。

やはり軸とリズムが重要です。

どれだけ楽に走れるかが400mではカギとなってきます。

400m+50mは手軽に乳酸を溜められる練習なので、是非試してみてください!!

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