400mのスタートって難しいですよね。
私もそう思います。
ただ、コツを掴むことでタイムを劇的に伸ばすこともできます。
400mはスタートで決まると言っても過言ではありません。
今回は段差を使った陸上競技400mのスタート練習について解説していきます!
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この記事の目次
400mのスタート練習について
スタートは何割で走るの?
400mのスタートは全力ではないです。
全力というのは初速でマックスのエネルギーを使うことを意味します。
スタートのペース配分については別の記事でも解説しています。
理想的なスタートは0から徐々にギアを上げていけるような加速をすることです。
初速で加速するための準備をするイメージですね。
400mは長い間、スピードを維持しないといけないので、トップスピードを迎える位置を遅らせることが重要です。
理想的な400mのスタートとは
勿論、省エネスタートすることです。
つまり、エネルギーロスの少ないスタートをすることで、後半の失速を抑えます。
前半でつけたスピードを後半まで維持するためには、スタートの改善が必須だと考えています。
400mでよくあるミスが、初動ででマックスの加速をすることです。
これはスピードレベルの変化が急なので、その分消費エネルギーが大きくなります。
400mのスタートで大切なことはスピードレベルの変化を少なくして走ることです。
そうすることで、消費エネルギーが抑えられて、効率的な走りができます。
400mのスタート練習方法
二段の段差を用意します。
一段目で軸をイメージして弾みましょう。
これは中間疾走に繋げるためのイメージ作りだと思ってください。
また、軸ができていないと地面に力を加えられないです。
二段目で膝の位置を低くして、潜り込むようにスタートしていきます。
この時に腰が浮いてしまわないように、上半身を上から被せるイメージで徐々に加速していきます。
二段目を接地したときに、膝を抜いて楽に加速していくようなランニングフォームを作ります。
膝は抜きますが、足首は固定してバネを活かせるように、母指球でグッグッと地面を押しながらスピードレベルを少しずつ上げていきます。
まとめ
400mのスタートで致命的なミスは腰が浮いてしまうことです。
つまり、重心が浮き上がって1歩目から加速が死んでしまうことです。
だから、上半身を上から被せるようにして、1歩1歩地面を押して進む必要があります。
そのために軸を意識して乗り込み、膝を抜いて潜り込みダッシュしています。
スムーズな加速を意識して、レースを展開していきましょう!!
400mのスタートが変われば、一気にタイムが伸びます!!
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